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書きたい文章があった。だけれども寝たら忘れてしまった。

距離が幾許かも離れている友人と通話をした。
実際に会うとなると年に1回くらいだろうか。
友人が東京に遊びに来るその時、何かの予定のついでに会う関係性だ。
私のために東京に来る事はない。

そんな友人だが、とても仲良いし、私へ向ける言葉は鋭い。

私のnoteを全て読んでくれてるし、感想まで送ってくれる。
「前半気持ち悪いけど、後半巻き返ししてくるよ。」とか
「こじらせにこじらせてこじらせてるよね。暇なの?」とか

あれ?悪口?

ちょっと前に書いたテーマで、お前に彼女いらんやろ。って言ったのもその友人だ。

私が友人と会話をすると、もしかして私カウンセリング受けてる?と言う気になる。

「貴女は1人でも生きていけるのに、何故孤独は辛い、1人は寂しい、彼女が欲しいと嘘をついて回るんだ。このホラ吹きめ。」

なんて、私より私を見て分析してくるもんだから
いつも笑ってしまう。
1人寂しいよ?ねえねえ、嘘じゃないって。
と少し焦りながら私は友人に答える

「何が寂しいの?バカなの?何を望んでるの?」
友人はほんのり呆れた雰囲気を醸し出し、私に問いかけてくる。

何が寂しい?私は私として何を望んでいるのか?

1人は寂しいでしょう。
例えば仕事が終わって社会の繋がりがない、1人の人間として存在している時に、本当の「1人」になる。

その時間に、私は何かしたいという事がない。暇でしかない。

暇は孤独を引き立たせる。
自分が何者でもない事を現実が叩きつけてくる。

だから、時間を共有出来る誰かが欲しい。

「貴女はさ、恋愛をするには賢くなりすぎたし、闇が深すぎる。」

「人に心開けんの?自分出せるの?」

「人を信じるにはバカじゃないと出来ないんだよ。」

私賢いの!!?ちょっと嬉しいな!!なんて思いつつ
いや、私はバカじゃん?だから出来るって。

「もう答えは出てるはずなのに、目を背けてるだけだ。執着してるだけだ。なぜ執着しているの?」

執着?
誰かと共に生きたいというファンタジーに執着をしている理由??
本当は欲してないのに、執着する理由?

ずっと、ずっと誰かが居たら幸せになれると思っていた。
永遠を約束できる人に愛されたら、愛したら、私が見た事の無い景色が待ってると思ってるんだよ。

「それはさ、広大な海に宝の地図もなく、確信もない状態で金銀財宝を探してるのと一緒だよね。無い、とは言わないよ?でも見つける事がとても困難で、海賊みたいに冒険してさ。なんになるの。」

なるほど、私はルフィで、ワンピースを探してるってことか。

確かにそんな金銀財宝見つける事が困難だし
居ない、とも何処かで諦めているし
必要なのか、も分からなくなってきている

でも、その夢を無くして生きる事って幸せなのかな?

事実、困難にも立ち向かわなきゃ行けないし、沢山傷つくよ。

でも、その行動をしないで、夢を見ないで『生きてる』って言える?

私は言えない。
私は生きたいんだよ。

ルフィみたいに
『うるせェ!!!いこう!!!』
って言いたいんだよ。

「賢いのにそういうところバカだよなぁ。財宝が欲しいんじゃなくて冒険したいのか。」

という会話を2時間して、夜が終わった。

友人との会話は面白い。

きっとまたこのnoteを見た友人が、おい!晒してんじゃねえよ!って感想が来るんだろうな。

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