錆びた鉄は熱さと衝撃で新しいカタチに変わる
はじめに夢というものは眩しすぎる。この前までの私には直視できないものの一つだった
目標というものはあっても、夢を語るにはわたしはもう歳をとったと自覚をしていたし、叶わないものだと、そして失敗した時の羞恥を感じていたのかもしれない。
自分で自分の限界を決めていた事も理由ではある。
やらなければ叶わないはずなのに、やらない理由ばかりを胸に、私は自分の未来と心中しようとしていた。
私なんぞ、ただの会社員であり、BARでちまちま働き、何か別の仕事をもらえたらする。みたいな日々を