「巨大ロボに乗り込み、未来を救え!」−VRゲーム アルトデウス:BCの夢じゃない世界に取り憑かれた話。
⚠︎:ゲーム内容のあまり詳しいネタバレはない紹介記事…のはずです。
【レビュー評価世界1!VR最前線のゲーム「アルトデウス:BC」】
Twitterではすでにツイートしましたが、おすすめしたいVRゲームがありまして…
その名も「ALTDEUS : Beyound Chronos(アルトデウス ビヨンド クロノス)」
2280年、という約300年後の世界を舞台とした、“VRインタラクティブストーリーアクション ゲーム”。超巨大生物メテオラにより奪われた地上世界の平和を取り戻すべく、主人公のクロエ(CV:鬼頭明里さん)という戦士してゲームを攻略していきます。探索や会話が中心の“アドベンチャーパート”、巨大ロボット“マキア”を操って敵のメテオラと戦う“マシンアクションパート” があり、それぞれのパート内でさまざなま選択と決断していきます。
私自身、1度沼にハマり夢中になってしまうと抜け出せなくなる性格のため、普段、基本的にゲームはしないというか触れないようにしてます。しかし、この作品はティザー動画で気になりすぎてしまい、2020年の年末にOculus quest2 をrentioさんでレンタルしてプレイしました。笑
【「未来を起動しろ!」ーVRでのロボット操縦に大興奮!】
まず、マシンアクションパートでは、ミカニ・リンクによりロボットのマキアと連携し、VRコントローラーで操縦して敵を倒していきますが、巨大ロボを自分で操縦できるなんて…ロボット好きには堪らないはず!快感!!まさに「敵と戦い、仲間たちと平和を取り戻す。」というSFアニメの世界に入り込めるVRゲーム。
また、アドベンチャーパートでは、“決断補助システム リブラ(LIBRA)”というシステムをもとにプレイヤーが選択肢を選んでストーリーは進行していきます。リブラで選んだ結果によって、周囲の人物からの信頼度・関係性が変化するだけでなく、主人公の性格形成にも影響していきます。(これ現実世界にあったら便利だな…なんて)
ストーリーの展開はもちろん、選んだ選択肢により主人公の心情の変化や成長を覗いていけるのもこのゲームの魅力の1つかと思います。
Oculusのゲームレビューのユーザー評価が " ★4.9 / 5 " と世界1であるだけあって、ストーリー自体もですが、ゲームの世界観を構築する絵柄・音楽・声優さんの演技 etc...どれも本当に素敵です。街の風景も、ゲーム内のキャラクター・物体のサイズ感もリアルですし、LAMさんが描くカラフルなキャラクターも可愛いし、音楽で切り取れば、宗教音楽(?)感があるオペラっぽいコーラス、バイオリンやピアノを多く使ったSE、疾走感があるテーマソングなど、魅力がたくさんなのです。
言葉では限界があるので、これ以上の内容はプレイして体感してもらうのが一番かなと。気になった方はもうゲームをプレイするのみ!(※実は、作中のとあるガヤパートに参加しています。私の声がゲーム内に紛れてますので、ゲームプレイされる方は耳をすませて探してみてください。笑)
【「ノアちゃんしか勝たん!」ー推しメンは電子アーク・ノア】
ゲームプレイ前から、ビジュアルやボイスサンプルを見て「かわいい…!」と一目惚れしていましたノアちゃん。実際にゲームをプレイしてみて、ストーリーが進む中で様々なキャラの魅力にふれて魅了されつつも、全エンディングをクリア後もノアちゃん推しは変わらず。主人公のクロエも、謎めいたコーコも、マッドサイエンティストのジュリィ博士も素敵なんだけど、やっぱりノアちゃんが1番!
ライブパートはノアの動き&歌声(歌:R!Nさん)が素晴らしくて、本当に観客の1人としてOculusのコントローラーをペンライトかの如くふっちゃいました。笑
なんと言ってもノアちゃんエンド。ラスボスを倒すトゥルーエンドや他のエンドも、もちろん胸が張り裂けそうになるくらい悲しいシーンがあるんですが、このノアちゃんエンドではVRゴーグル内が曇ってしまうくらい、私は本当にボロ泣きしました(இɷஇ ).。(運営さん、絶対プレイヤーを泣かせにかかっているはずだ。笑)
電子アーク・ノアがどうして生まれどのように育ったのか、そして、どのような想いを持って主人公たちとともに生きていたのか、そのあたりに注目すると作品がより楽しくなると個人的に思います!はぁ、ノアちゃんかわいい…_(:3」∠)_ ♡
【「前作ゲーム "東京クロノス" にも注目!」ー本格VR学園ミステリーADVにはアルトデウスをより楽しむヒントが?!】
この前作をプレイすることで「あの人物のあの行動はその理由からか!」「あの設定は..まさか…」など、アルトデウスBCの世界をより楽しむことができます。そもそも『東京クロノス』という作品は、地元の友達で小説家の “瀬川コウ” が作品のシナリオライターを務めるということをきっかけに知ったのですが、本当にすごかった。
初めて触れるVRにドキドキしながらゲームをプレイしていくと、LAMさんが描くキャッチーな外見で個性豊かなキャラクター、繊細でリアルな渋谷の景色、ゲームの世界観を鮮やかに彩る音楽など、いろんな要素が重なり合って気がつけばミステリーアドベンチャーの世界にのめり込んでいきます。
個人的には、東京クロノスの方が学園モノであったからか、登場人物1人1人に感情移入しすぎてしまい、各エンドごとにボロ泣きでした...(꒦ິ⌑꒦ີ) また、個性的でみんな素敵なんだけど好きなキャラクターはユリア&パティ、二階堂華怜ちゃんも好き。(パティは公式からぬいぐるみ出たら即買いたいくらい好きです。)
ゲーム内での分岐点や選択肢の数はアルトデウスBCより少ないですが、選択肢により物語が分岐するマルチエンディングシステムが採用されています。渋谷の電光掲示板に映る「ー私は死んだ。犯人は誰?」という謎のメッセージや次々に起こる怪事件に翻弄されながら、主人公の櫻井響介として学園ミステリー小説の世界に入り込めるVRゲームもぜひお試しあれ。(最後の最後のエンディングに入るための選択・操作をなかなか選べず、クリアできなかった…)
長文となりましたが、今回の記事は以上です。
VRがもとから好きだよ、そうでもないよっていう方も、少しでも記事読んで"アルトデウス:BC"が気になったよという方は、ぜひOculusでプレイしてみてください^^
先日、これらのゲームを開発した"MyDearst"の公式Twitterアカウントにて告知されましたが、アルトデウス:BC のPlayStationVR版は4/15発売(2/24まで予約受付中)、STREAM VR版は2/19(金)発売予定だし、初のノベライズ本は2/17(水)発売とのことなので、気になった方はぜひご予約を。