地域包括ケア病棟(急性期から退院・帰宅には不安が残るときなど原則60日を限度とした入院やレスパイト入院(短期入院)も可能)
超高齢社会をむかえ「治す医療」から「治し支える医療」にシフトしつつあります。そういった時代の医療、地域包括ケアシステムの要となるのが「地域包括ケア病棟」です
メリット
地域包括ケア病棟に入院することにより、在宅復帰への準備を整えることができます。例えば、急性期病棟に入院した場合、急性期病棟では症状が軽快したら退院することになります。
しかし、すぐに自宅での生活を送ることに不安を感じる患者さんもいます。
この際に地域包括ケア病棟に転院しリハビリテーションを行うことで、在宅復帰に関する不安を軽減することができます。
また、地域包括ケア病棟は在宅で治療を行っている患者さんの受け入れもしていますので、症状の悪化や病状に不安がある場合には入院が可能です。
在宅で治療を継続している方にとっても、もしものときの味方です。
デメリッ ト
入院期間が限られており、基本的に60日間が限度となります。
原則、60日経過した患者さんは在宅や施設に復帰しなければならないのです。
また、急性期の患者さんの受け入れは難しく、症状によっては入院が困難な場合もあります。比較的病状の軽い、リハビリテーションを目的とした方の入院がメインとなります。
在宅復帰率93%の「地域包括ケア病棟の専門病院」の動画(約22分)