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市販薬に乱用対策 医薬品法など改正案
政府は１２日、社会問題となっている市販薬の乱用（過量服薬、オーバードーズ）対策として、主に若年者への購入制限を設ける医薬品医療機器法などの改正案を閣議決定した。厚生労働省は今国会での成立を目指す。
「乱用の恐れのある医薬品」に指定されているせき止めや、風邪薬などを販売する際、他の薬局での購入状況、氏名・年齢、多量購入の場合の購入理由などを確認することを義務付ける。若年者への大容量・複数個販売は禁止する。
それ以外の医薬品については、薬剤師らからオンラインで説明を受けることなどを条件に市販薬をコンビニエンスストアでも買えるようにする。
◉福祉新聞