朗読劇「雨の音。窓を打つ。」を終えて。
朗読劇「雨の音。窓を打つ。」
全三公演、無事に、とは言えないかもしれないけれど、どうにか最後まで辿り着けました。
色々な形でお聞きくださった方、誠にありがとうございます。
▼まだの方はぜひコチラから。
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使いたい方はご一報ください。データあります。
今回の主人公は初めて朗読に触れて表現を覚えた少女と、表現することの高みを目指す少女2人でした。
演じてくださったのは「斜陽 原作 太宰治」で私のしたいことを具現化してくださった、たまさんとけぬさんの2人。信頼の2人。
ほとんど当て書きに近い台本、だから演出はほぼしてません。もうそのままが2人だったので。
打ち合わせではずっと「そのままでいい」を連呼していた気がします。
この作品の原案はけぬさんの一言から始まりました。
「リアルでたまさんの朗読に私が表現をつけたい」
(似たようなことを劇中、亀家たまきが言ってます。)
実は雨音という作品は、3回くらい冒頭から書き直してて。最初はめちゃくちゃ難産でした。
とあるオーディションを受けに来た役者2名の物語という形だったのですが、しっくり来なくて何度も書き直しては放置。
でも、斜陽の打合せを聞いていたら、何も考えずに完成していました。
何事も考えすぎると上手くいかないというテンプレですね。
Spoonという音声配信の媒体で朗読劇をしようと思えるのは、やっぱり、演劇が好きだから、です。
自分で書いた脚本を朗読劇として上演するのは2度目。
原作のあるものに演出をつけて上演するのは4度目?かな。
どれもこれも全力を尽くしたことに変わりはありませんが、今回はとにかく人に届けたい!と何よりも強く思ったかもしれません。
私は演劇をすることをしてこなかったので、お遊びだ、と言われてしまったら何も言い返せません。
でも、演劇を見ることは生きがいとしていたので、その楽しみ方は知っています。
そして、それがどう届けられていくのかも知っています。もちろん、裏のことは分からないけれど。
分からないなりに、そんな思いを形にできていたら幸いです。
そして、些細なきっかけで、あなたの明日が晴れますように。
2023/03/21 澪蓮
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