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悪戯ロキ神

今日はアンスールの解説です。このルーンは「口」という意味を持ったルーンになります。その為コミュニケーション・情報の伝達・通信などと解釈されます。

また北欧の全知全能の神オーディンを表すとも言われ、オーディンは宇宙樹ユグドラシルからルーン文字の霊力を得ることで、予知能力にも優れていました。このことからアンスールはオーディンの叡智・優れた情報能力・人々を導く言葉使い・直感力を表します。

また北欧神話のなかに、オーディンに大変可愛がられたロキ神と言う神様が登場するのですが、ロキ神は大変お喋りな上に、悪戯好きで、抜け目の無い頭脳の持ち主で、大変ずる賢く、嘘つきの神様です。アースガルドに住む神々は、このロキ神の悪戯に度々悩まされていました。、このことからアンスールの解釈の悪い部分を表す者としてあげられます。ロキ神は神々に悪い影響を与える口・言葉として解釈される為、判断としては嘘をつく・騙す・詐欺を行う・惑わす・悪い噂話などといった意味になります。

北欧神話好きとしては、ルーン解説より神話の話がしたいところです。そこで少しお話しさせて頂くと、何故こんなにも悪戯な嘘つきの悪巧みに長けたロキ神が、オーディンに大変可愛いがられたのか?その理由は、ロキ神は巨人族の生まれで、オーディンは巨人族とのハーフとして生まれている為、ロキ神に自分と同じ血を感じとり、自分の息子達と同じに大変可愛いがったのです。しかしこんなに可愛いがっていたロキ神ですが、悪さのし過ぎで神々に捕らえられ、自分の息子の内臓で縛りあげられる事になるのです。

話は脱線しましたが、嘘は危険です。最後にはこんなにも酷い目にはあうのです、ご注意下さい!

最後までお読み頂きありがとうございます。

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