カナダの高校生になっちゃいました
Bonjour !
今日からオンタリオ州の首都、オタワの高校に少しだけ通わせてもらえることになりました。オタワでの私のJK生活、ぜひお楽しみくださいませ。。
【カナダの高校生になっちゃいました】
今日からお世話になるのはは首都オタワにある公立高校。
オタワは一応英語がメインですが、フランス語圏のケベック州と英語圏のオンタリオ州のちょうど真ん中にあるので、この高校では、フランス語の授業と英語の授業、両方選ぶことができます。
今回たくさんお世話になった、中学生でカナダに短期留学したとき語学学校の先生だったフレッド先生。なんと突然5年ぶりに連絡をして、オタワの学校で高校生体験をしたい、というなんともワガママなお願いをし、今回高校2年生のクラスに入れてもらうことになりました。
先生に
「色々授業あるから好きな授業に参加しな👍🧑🏫」
と言われたので、とりあえず興味のある授業を色々と取ってみることに。
初日は、
1時間目:歴史(in French)
2時間目:哲学(in English)
3時間目:音楽(in English)
4時間目:心理学( in French )
を受けることにしました。
おいおい。英語での授業とフランス語での授業を交互に受けるのか。非常に不安である。
しかし、インターナショナルスクールでもないのに、普通の公立高校でこれだけたくさんの授業が2ヶ国語で受けられるのは、フランス語圏と英語圏のちょうど真ん中に位置するオタワならではだなと。ケベックの強いアクセントのフランス語と久しぶりに使う英語での授業、どれくらい私は頑張れるのでしょうか。
「何もわからないバイリンガル授業」
さてさて。
1時間目は、フランス語で歴史の授業を受けて、今は2時間目の哲学の授業。
この授業では、基本英語のみが使われますが、クラスの中にはフランス語を母語とする生徒ももちろんたくさんいます。みんな得意な言語がそれぞれ違うので、英語が苦手な生徒は頭を抱えながら授業を受けてました(私も頭を抱えていました)
先生が子守唄系ボイスの持ち主だったこともあり、話している内容がゴリゴリの哲学史だったということもあり、眠気と戦いづづけた1時間でした。
次は音楽の授業。もちろん、楽譜も読めないし、今まで触ったことがある楽器はリコーダーだけですが、音楽は言語の壁も越えられると信じて受けてみました。
しかし残念ながらこの授業、ガチ音楽勢の集まりでした。
ということで、この1時間はとりあえずニコニコして過ごしました。そして驚くことにこのクラスはさっきのクラスとは違い、フランス語を話せる人が一人もいなく、クラスによってこんなに色が違うものかととても驚きました。
【カナダ、学校の種類多すぎるよ】
次回は授業の続きのお話をしていきますが、その前にカナダの学校の種類について少しご紹介。
英語圏では、いわゆる無宗教の公立高校が多く、ケベック州では、フランス語で学ぶ、フランス語系学校やカトリック系学校もあります。オタワがあるここ、オンタリオ州では、英語系無宗教学校、英語系カトリック校、フランス語系無宗教学校、フランス語系カトリック学校と言語と宗教の観点から4種類学校が存在します。
そして何がすごいってそれぞれの簡潔のために4種類の教育委員会が別々に設置されていることです。
そしてカナダは、州ごとに教育免許が異なるので、別の州で働こうと思ったらわざわざ免許を取り直さなくちゃいけません。こりゃ大変。
教育委員会や免許が別々だったらコストも時間も絶対にかかるのに、英語とフランス語、両話者のためにこれを頑張っているカナダは、改めてものすんごく素晴らしいなと。
次回も学校生活の続きのお話を書きますのでお楽しみにー
Merci!
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