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「高野聖」英訳を出版?

以前、英訳した泉鏡花の「高野聖」をKindleで出版してみたい、と以前から思っていました。2005年頃に当事立ち上げていたHPの英語版で掲載していたものです。その後、HPのサーバーがダウンしてデータが飛んだまま放置していました。

英語版HPでは、ちょっとした怪談を載せていたのですが、それを見かけたアメリカのアマチュア怪談ライターがコンタクトを取ってきて、彼が英語で書いていた日本の怪談「耳なし芳一」へのアドバイスをしていたことがあります。

なんせ、深層の姫君の前で琵琶を演奏する芳一が、バーガーショップで女の子に「ハイ!」と呼びかけるノリだったので、「いやいや、それはちゃうで~」と、御簾越しの対面でも難しいくらいだ、と、御簾の説明をして、と茶々を入れていたのでした。

同時に、私が書いた怪談の英語の手直しもしてもらいました。

私が書くとどうしても英作文なのですが、アマチュアとは言え書くことを志すライターが手直しすると英語になるんだな、と、感心しました。

彼の「芳一」にアドバイスする一方で「日本の怪談ってこういうもんやで~」(ちょっと違うかも…)と、私も高野聖の英訳を始め、英語に手を入れてもらったものをHPにアップしたのです。

幸い、元原稿は出てきたので電子本編集の勉强も兼ねて、Kindle化してみようかな、と。

Kindleで本を買っていると、Kindle出版系だな、という本に出くわすことも増えました。

Kndleで探したエアフライヤーのレシピ本、やはり紙の本が便利で紙版も買ったのですが、こちらがアマゾン・パブリッシングでした。

キンドル版がカラー写真が豊富で個別の料理にインデックスで飛べ、いい感じでした。書籍版は日本で印刷したアマゾン出版で写真が白黒でした。

Kndle本も日本でペーパーバック出版できるようになったのですね~。

Kindle出版の前段階として、原稿の整理を兼ねてnoteの有料マガジンとして発行をし始めました。
思いの外、ミスタイプ多いし…。

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Translation of Izumi Kyoka's gothic tale "Kouya Hijiri." Kouya Hijiri…

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