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徳島市議会議員 大西実希としての活動

徳島市議会議員としての活動

株式会社Mirea代表である大西実希が、徳島市議会議員に当選して初めての徳島市議会が行われました。質問内容と答弁を簡単にまとめさせていただきました。youtubeに様子がアップロードされております。

徳島市議会 令和5年6月定例会 一般質問2日目(6月15日)大西実希、須見矩明、多田秀、小野功晴

以下大西実希の質問内容を簡潔にまとめさせていただきます。

①質問内容(産前産後ケア)

以前として子どもを育てるママたちを取り巻く環境は厳しく、余裕をもって子育てを楽しむ余裕がないママがたくさんいます。そんなママたちを救うためにはまず産前産後ケア施設の充実と妊娠から出産子育てまでの切れ間のない継続的な支援が必要だと考えます。
50%以上のママが産後うつになったとの報告もあります。(以前は14%)その理由はコロナ渦で人とのかかわりが減ったことによる孤立感の上昇だと言われています。
産前産後ケア施設は徳島では少なく、唯一の施設も高額でとても使用することが出来ないとの声が上がっています。そういった施設の充実こそが第2子第3子に繋がっていくと考えます。

産後ケア事業を産後、退院せずに利用した県外ママさんの声です。
1 栄養満点のご飯とデザート、食事の心配がなく産後心身ともに癒される
2 大人と話す時間がある
3 孤独感を味わうことがない
4 多様な職種の方と、いろいろな何気ない雑談ができ、
その時間がとても心地よかった
5 何か不安になったらすぐ聞くことができる
6 産後の体をしっかり休められる
7 安心安全に過ごせる
8 二週間健診もそのまま受けることができた
9 産まれたての子どもを抱えての、車移動などもない
10 ケアプランの内容も、話し合って決められる

産前産後ケアには、
①通所型・・・病院などに出向いてサービスを受ける
②アウトリーチ型・・・利用者の家に保健師などが訪問する があります。

ミレアでは産前産後ケア施設構想があります。
こういった施設が作られていくことを願ってやみません。

石井町において、子育て世代包括支援センターでは保健師の他に助産師が常駐し、困ったことをすぐに助産師に相談できる環境となっており、産後ケア事業利用率が50%以上となっています。徳島市の利用率10%と比べると大きな差が広がっています。

徳島市でも助産師への相談が可能というメッセージが市民の皆様に伝わるよう周知の工夫をしていくことが必要だと考えます。

徳島市の回答

訪問型では保健師等が回数にこだわることなく訪問型の支援をしています。
通所型では、在宅で育児をしている方に限られますが在宅育児応援クーポンを配布し、利用用途の拡充をはかりました。
国の方針に従い、今後限定的な支援ではなく、すべての方への利用を行うためにさらなる情報収集を進めます。

追加質問

◆産後ママさんへのアンケート結果
・初めての子どもだったのですべてがわからず戸惑った
・産後孤独を感じることが多く悩みを誰にも言えなかった
・悩みを共有するだけでも楽になる
・助産師にすぐ相談できる環境の見える化をしてほしい
・情報が分かりづらかった、妊娠中から知りたかった
・体がしんどくて授乳するので精一杯だった
・抱っこひもを付けて買い物に行くのが、山登りと同じくらい大変
・悩みを相談できる人がいないのが心細い
・助産師訪問が1回では足りなかった
・両親学級がなくなった
・産後は回復期なのに育児や家事をしなければならず毎日を生きるのが精一杯だった
・助産師に相談できたらどれほど心強いか
・実家が遠方で頼れない
・子どもの預け先がない
・育児のストレスで虐待しそうになっても一人でどうにかするしかなかった
・産後のショートステイは金額が高すぎてとても利用できない
・ホルモンバランスの変化で産後うつになりかけた
・産後もプロに見守ってもらえる環境が必要
・お母さんは育児するのが当たり前、が辛かった
・産後ケア事業を利用するにもうつの認定をされないと利用ができず、おかしいと感じた
・誰でも産後ケア事業を使えるようにしてほしい

藍住町では、産後うつの症状がある方だけでなく、休息のために産後ケア事業を利用できるようになりました。
産後うつと少子化問題は繋がっていると思います。
産後うつになってからの対応ではなく、なる前からの支援、切れ目のない支援が必要です。本来子育ては奇跡の連続のはずが、自ら命を絶ってしまうような方もでてきてしまう現状を変えていかないといけません。核家族化が進むなかで地域と連携しチームでの育児推進が必要です。

③質問内容(学校給食)

小中学校の給食献立について、徳島市の地場産物使用率は70%を超えており一定の評価はできるものの、
SNSに掲載されていた徳島市内小学生の給食の画像を見ると、量がとても少なく感じました。

保護者の方からも量が少ない、お腹一杯になっていないなどの声を頂きました。児童からも少ないとの声や、放課後にお菓子を食べ過ぎてしまうなどの声が上がっています。児童の健全な発達に欠かすことのできない学校給食についてどのように献立を決定していますか?

徳島市の回答

学校給食の献立は2カ月前から献立の検討を行い、素案を作成し、献立作成委員会において最終決定します。必要な栄養素は満たしておりましたが、SNSに掲載されていた画像を見ると見栄えが悪く、今後検討工夫の必要があると思いますので、今後委員会にて検討するようにいたします。

再質問

多くの方が関わっている中で献立が作成されていることはわかりました。しかし、数値的にカロリーを上回っていたとしても、現実には多くの子ども達がお腹を空かせていることも事実です。食育の観点からも献立内容を工夫してもらいたい。給食の見える化、情報発信を求めます。

徳島市の回答

新しいメニューの研究を行っていきます。これまで以上に創意工夫をして給食の提供に努めます。今後徳島市HPに給食の掲載をしていきます。

③質問内容(市立幼稚園におけるお弁当)

保護者の方から、毎日のお弁当作りが負担であるとの声を頂いています。
他の市町村では給食があるのにどうして徳島市では給食が提供できないのか、今後徳島市の計画として認定こども園を増やすということから給食センターの建設は難しいと思っていますが、給食センターの建設にこだわらず、柔軟に検討したらいかがでしょうか。
例えば他の市町村ではお弁当業者と連携し、アプリやネットを用いたお弁当の注文・配達システムを利用している幼稚園もあるそうです。
こういった既存のシステムを利用した取組であれば、多額の費用をかけなくても早急な対応ができます。

徳島市の回答

市立幼稚園での給食実施について、保護者やPTAから要望がありましたが、将来的に市立幼稚園を校区に一つのこども園に集約していく計画があることから新たに給食センターの建設をすることは現実的ではなく、小中学校と同様の給食の実施は困難です。イベントの際に外部のお弁当業者からお弁当を調達し園児に提供する方法を検討していましたが、コロナ渦によりイベントが減少しました。コロナの5類への移行により今後は、他県でのお弁当アプリによる動きを参考にしながら保護者が利用しやすい施設づくりを推進するため民間業者の連携を含めて検討していきます。

まとめ

学校給食の献立写真掲載を求めます。
一刻も早く幼稚園での給食を保護者が選択できる環境を要望します。
子どもを産み育てたいと思える輝ける徳島市にしていきたいと思います。
どうもありがとうございました。



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