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出版したって売れなきゃ意味ねぇよ!は事実だけど、私はこのチームに会えて良かったと叫びたい(コミカライズ体験記)

あるコンテストで「コミックエッセイ原作」の賞をいただき、書籍発売予定の者です。

この記事では、2023年3月に受賞して
2025年1月まで(約二年間!)

どのような制作過程をたどってきたか……ではなく!

タイトルどおり、本なんて売れなきゃ意味ないけど。

私は「本を作るという時間が、どうしようもなく愛しかった」
という話をします。


原作者・編集・漫画家というチーム

私たちが作った「ミニマリスト彼氏」書籍表紙

昨今、原作者と編集と漫画家でなんやかんや揉めるという痛々しい、心から痛々しいニュースを目にします。

現実として相容れない方というのはいらっしゃると思います。私もどうしても無理な方とサヨナラした経験があります。

でも今回(私が原作の作品は以後「ミニマリスト彼氏」と称します)
ミニマリスト彼氏でタッグを組んだ

  • 漫画家りんさん

  • 編集クッピー

このお二人は最高でした。

彼女たちのお人柄はこちらの記事で紹介しております↓

一言で言えば、彼女たちはコミュニケーション能力が高く、かつ、やる気のある方たちです。

彼女たちの仕事ぶりはいつも尊敬できました。

大好きです。(この記事で言いたいことはコレただ一つです笑)

まず、漫画家りんさんに愛を語ります↓

漫画家りんさんの偉大さを語る

りんさんが爆速で作ってくれた画像↑

りんさんはインスタグラムでご活躍中のエッセイ漫画家さんです。

りんさんは大らかなお人柄で

「いいですね~やってみましょう!!」
「私、やります!」
「がんばります!」
「こういうのどうですか?!」

と次々に案を出し、手を動かし、素晴らしい漫画の数々を仕上げていってくれました。

編集クッピーから

残念ながら原作者さんと漫画家さんと息が合わないことはあります。そんな中でお二人は相性がぴったりでした!

と総評頂いて、私はにんまりいたしております。笑

りんさんは私のシナリオからキャラ解像度をどんどこ上げてくださいました。もはやりんさんが仕上げたキャラたちと言って間違いない。

りんさんのオリジナル場面が入った1ページ↑

りんさんのイラストからインスピレーションを受けた私が新しく話を作りあげたこともあり。当初は予定になかった特別編という形の作品も誕生しました。

特別編はインスタサイズの画像仕様です↑

りんさんの漫画に感激した私は漫画1ページ1ページに感想を送りつけるという暴挙をしておりました←

りんさんのプロ根性にはいつも敬服していて、スケジュールが切羽詰まってきたときにも絶対クオリティ落とさない姿。

マジ尊敬でした。

ミニマリスト彼氏の命は、りんさんです!

こんなこと言うのは本当におこがましいのですが!

りんさんはミニマリスト彼氏を描き始めたときよりも今の画力がものすごくアップされているのです!もうビックリするくらい!!

メイド可愛すぎ

りんさんはきっとこれからどんどんご活躍される方だと思います。

ミニマリスト彼氏に関わってくれた方は皆幸せになって欲しいので、微力ながら、宣伝させてください。

〈りんさんの漫画おすすめポイント〉
・元気に動き回るキャラクターたちが愛らしい!
・飽きさせない画面構成!
・話の緩急の付け方うまい!バッチリ読ませる!
・何と言っても可愛い絵柄!
・キャラクターを愛する力が細部に宿る!!

りんさんはお人柄が最高で、コミュニケーションつよつよで、さらに向上心抜群!

気持ち良くお仕事できるお方です!

これってめっちゃ大事だと思う!

絵のご依頼先を探している方は、
ぜひりんさんにお仕事ご依頼してくださーい!!!笑


りんさんの漫画がクッピーから送られてくる瞬間は、いつも至福でした。

どんなに疲れている日でも、

慌てて原稿を見るために立ち上がる、あの衝動。

あの衝動、喜び、感激。
私の中にずっと色褪せずに置いておきたい。愛しい瞬間でした。
りんさん、ありがとうございます。

編集クッピーの偉大さを語る

続いて、編集クッピーへの激重愛を語ります。

ミニマリスト彼氏の命はりんさん。
編集クッピーは背骨です。

クッピーがいないと、私もりんさんも立てない。そんな存在。

クッピーとの日々を振り返ります。
編集クッピーはダメと言わないんです。本当に言いません。

「いいですね、やってみましょう」
「社内で検討してみます」
「では、私が○○までに△△します」
「良きですね!」

何度この言葉を言ってくれたか。私があれやこれやとやりたいと提案して言いたがりなのに、全部聞き入れてくれました。

もちろん全部が実現できたわけではありません。

でもクッピーは必ず、一緒に考えてくれました。

彼女は絶対に、最初から私を否定せず、まずは受け入れる。の姿勢を二年間貫きました。クッピーはマジ偉大なのです。

クッピーは私が何かしら制作物を上げたなら必ず「ありがとうございます」と言い、必ず感想を添えて褒めてくれました。

「私の推し(作中のクッピーお気に入りキャラ)がカワイイです」と何度も言ってくれました笑

↑クッピーの推しは助けられた女の子です笑

二年のお付き合いなので、クッピーのお仕事のリズムを私も何となく感じるようになりました。

私がメールする(制作物を出す)&質問やら提案をすると、
返信が数日無い時もあります。

でも数日たって
クッピーがくれる返信には必ず
何かしらの「進展」や「結果」「成果」がついてきます。
この進展や成果を得てから返信しているんですね。

↑クッピーはこんなこと言いません笑

このリズムに気づいてから、クッピーすごーいとなりました。
あまりに時間がかかあるときはお待ちくださいと言ってくれます。
そんなの普通じゃんって思います?

そんな普通のことを、きちんとやる人は、偉大なんですよ。


好きな台詞

クッピーの誠実な対応に日々好感度は上がり続けました。

私は体験談とか書くのが大好きなので、コミカライズ体験記!をもっと何度も書きたかったのですが、コミカライズ作業ってすごく地味で笑

私がシナリオを書く→
クッピーとやり取りしながら修正(クッピー絶対褒めてくれる)→
漫画家りんさんがラフに起こす(クッピー絶対褒めてくれるってりんさんから聞きました笑)→
クッピーとやり取りしながら修正→
漫画家りんさんガツガツ漫画を描く!

これの繰り返しでひたすら地味です笑

その中でキャー可愛いかっこいいサイコー!!尊死……!は何度もありますが、それは私の萌なだけで体験記のネタにならんなといつも思ってました。

でもでも、この地味な作業、地味な日々。

この日々を重ねていく中で相手の人柄というのは非常に大事なのです。

言葉使い一つ。言い回し一つ。

クッピーは常に、優しかった。
だから、私はいつも、楽しかったんです。

私の思いついたことを
クッピーに伝えるとき、

クッピーから
テンション高い返信があるとき、

クッピーが私の作ったものを心から褒めてくれるとき。

嬉しくて、満たされました。

一人でやってきた創作活動に寄り添ってくれる人がいると実感できる日々。数え切れないほど繰り返した地味なメールの積み重ね。

ひとつずつ積み上げたものを、忘れたくないです。本当に愛しい時間でした。

編集クッピーに最大に感謝したいこと

クッピーに感謝し尽くせないことがあります。

それは一年間、一年間ですよ一年間。

ミニマリスト彼氏を掲載している
インスタグラムアカウントの更新をし続けてくれたことです。

クッピーがずっと更新し続けてくれたアカウントはこちら(現物)↓

ミニマリスト彼氏のインスタグラムアカウント

本は待っていても売れない世の中なので、自分たちで販路を開こうと始めたアカウントでした。インスタ運営は私とクッピーが二人三脚で行いました。

当初はフォロワー1万人!なんて大きな目標を立てていましたが、一年続けて現在2700人
↑インスタはこんな感じ

これがどの程度の成果かというと、満足はできないくらいです。

もっと伸ばせると思っていました。インスタグラムのアルゴリズムを攻略しきれず、悔しい想いを続けました。

でもクッピーは一度も止めようとは言わなくて、こうしたら良いかも、ああしたら良いかもと一緒にたくさん相談して実践しました。

とっても良い漫画ができたと思っています!だから、たくさんの人に見ていただけるように頑張りましょう!

クッピーは何度も言ってくれました。
口だけじゃないんです。

試し読み掲載できる場所をいくつも探してきてくれて、販促画像もいっぱい作ってくれて、献本先も考えてくれて、ポストも、インスタ運営も頑張ってくれています。

クッピーの時間をたくさん使っていただいて、ずっと気にかけていただいて嬉しくて嬉しくて……

でもいまだ欲しい結果には繋がっておらず。やはりとても悔しいです。

ずっと頑張ってくれたクッピーと、りんさんに報いるためにも、たくさんの方に本が届いて欲しいと思っています。

ミニマリスト彼氏は現在Amazonにて予約受付中ですが……まあ、現在お察しの状況で←

本の海に埋もれる岐路に立っているんだろうなと、ヒシヒシ現実を感じております。

それでも、このチームで良かったと言いたい

私の好きな台詞

私たち3人はミニマリスト彼氏を作り上げ、売って、売り上げを上げるのが目標です。

これから発売日(2025/02/04)を迎える予定で売り上げの着地地点はまだ未定です。

こんなの心の予防線張ってるだけじゃんって言われるかもしれませんし、実際そうですが笑

もしあまり……な結果であったとしても。

私たちが一緒にひとつの本を作り上げようと、最大限楽しんでもらえる良いものを作ろうと、真剣だった日々は愛しかったと。

私は思います。

本を作った時間。楽しかったです。宝物です。私の、アオハルでした。

クッピー、りんさん。大好きです。
本当にありがとうございました!

ではでは最後に、クッピーのお言葉をお借りして

とっても良い漫画ができたと思っています!だから、たくさんの人に見ていただけるように頑張りましょう!

はい!ガンバリマッス!( *´艸`)

私たち3人がアオハルしながら作った「ミニマリスト彼氏」はこちらから予約受付中です↓

↑画像をタップでAmazonに飛べます!

価値観の違う二人がケンカしながらも、お互いに愛しい日々を過ごす話なので、ぜひ手に取ってください。

画像タップでAmazon行けます↑

この本を読んで、あなたも日々の愛しさに気づけますように!

長々ラブレターを読んでいただいて、ありがとうございました笑

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