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【V名人戦 第二期】vs Unferthさん 一回戦

居飛車の選択

みららのV名人戦開幕局、本局は事前の宣言通り棒銀戦法を目指したみらね。
振り飛車で棒銀をするとか、鳥刺しの斜め棒銀をするとかでなく、居飛車棒銀みらよ。

ただ本局はノーマル振り飛車相手になったみらから、45歩仕掛けの急戦がしたくなって棒銀はしなかったみらね。

ということで、本記事では「なぜ棒銀を?」について書いていくみら。

なぜ棒銀を?

複数理由があるからそれぞれ書くみらね。

1. 居飛車の感覚を磨きたいと思った

中飛車〜角交換振り飛車系統を指してきて、もう一段階上のステップに上がるのに居飛車の感覚の指し手を磨きたいと思ったみら。
優勢から崩さない指し手・押さえ込む手・序中盤で少しでも得する工夫・終盤で自玉と相手玉を同時に見る力……この辺が振り飛車を指していても求められるようになってきて、「結局居飛車の指し方では?」と思うようになったみらね。
居飛車の方がシビアな手が求められるので鍛えやすいと思ったみらよ。

2. 相振り飛車に限界を感じた

相振り飛車を未良々が指す上で限界を感じたみらね。
まだ伸びしろは全然あると思うみらけど、ここも居飛車の感覚が求められることが多くて、一度居飛車を鍛えてみようと思った理由みら。

3. 棒銀戦法の懐かしさ

上二つはだいぶ前から思っていたみらけど、なかなか居飛車を指そうという気にはならなかったみら。
横歩や角換わりや矢倉もうーん…つまり指したい戦法がなかったみらね。
と、みららが最初に将棋を覚えたのがもう10年以上前みらが、その時に最初に手にした棋書が棒銀の本だったみら。

棒銀戦法―攻めて攻めつぶせ! (初段に挑戦する将棋シリーズ (7))
みららも子供も子供の時分で、「漢字が多い」とか「文字が小さい」とかそんな感想を胸に苦戦しながら読んだ記憶があるみらよ。

しかしながら、将棋を再開してニコ生でオンライン対局の最初に棒銀でボコボコにされて、そのあとリスナーに中飛車を教わってからずっと中飛車へ……と棒銀とは縁のない将棋ライフを送っていたみら。
最初に出会った戦法にもう一度チャレンジしてみるのは面白そうだと思ったみらね。


棒銀を指すことには決めたみらけど、勉強する時間も教材もない!
そんなときは動画みらね。
ちょうど棒銀縛りの対局動画をアップしている…

https://www.youtube.com/c/kinacoshogi

ボロボロの棋書も読み込みながら、どこまでできるかわからないみらけどV名人戦を戦い抜いていくみらね!

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