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「ゲームクリエイター」「町工場の金属」共通とは?

先日、千葉親戚のうちに行ったとき改めて聞くことができた親戚兄弟2人の挑戦の話。

長男はゲーム制作のエンジニア。

次男は父親の町工場を引き継いだ金属加工のエンジニア。

ゲーム制作会社にいる長男は誰でも知っているメーカーの第一線で現在活躍しています。

町工場にいる次男は父親の会社に入ると学んできた新しい技術を導入して町工場の売上を2倍にしました。

私が千葉を訪れたとき、そんな凄腕の2人が異業種ながらお互いの仕事を深く理解し、金属加工機前で楽しげに会話しているのを見て不思議に思えました。

兄弟の関係以外でお互いを繋げていることはなんだろう。

「工場の機械」「ゲームプログラミング」

の何が共通するのか普通はなかなか想像つかないのではないかと思います。

2人とも業種が違っても、実は根本的に繋がっているものとは。

それは兄弟2人が共通して持っている「ものづくりのエンジニア」の思考でした。

加工機を使って金属部品を注文通りの仕上がりにして納品することと、パソコンを使い仕様書通りにゲームのシステムを仕上げて納品することは、やっていることは違いながらも根本的には変わりはない2人は言っていました。

こだわり、論理的思考、発想力、経験、技術、チームワークがどちらの業種にとっても共通項だそうです。

ミラプロの教室にゲームプログラミングを学ぶ子と、3DプリンターやCADを学ぶ子たちがいます。

一見バラバラのことを学んでいるかのように思えますが、どちらも論理的思考、発想力、経験、技術、チームワークを学ぶ大切な時間です。

だから、ミラプロの子たちは初対面でもものづくりの話になるとあっという間に仲良くなれます。

仕事も学びもやっていることは違っていても、作るエンジニアリングの考え方は同じ。

このようにプロの世界で活躍している2人が社会活動でプログラミングや設計デザインの素晴らしいお手本になってくれて本当に嬉しいです。

(実は私はこの兄弟が赤ちゃんの頃から遊んでいたので、活躍になおさら嬉しい思いです)

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