プログラミング教室のある「べき」姿に悩んだ日々
ミラプロのプログラミングレッスンの風景です。
生徒さん同士や講師と仲良く会話しながら、それぞれに夢中になれる分野のプログラミングを楽しんでます。
私が教室を始めたころ、私が自身が「プログラミング教室はこうあるべきだ」と勝手に思い込んでいた時期がありました。「いいものを教えたい。成長してもらいたい」という気持ちのせいで「〜べき」が強すぎて、言うことを聞かない生徒さんにストレスを感じていました。多分生徒さんもやりたいことが出来ずお互いにストレスを感じ合っていたのかもしれません。
悩みに悩んだ末、「もう子どもたちの好きにやらせよう!」と心に決めてレッスンに望むようになると、不思議と教室の雰囲気が明るくなるのと同時に、前と同じことを言っているのに、生徒さんが私の言葉を受け入れてくれるようになりました。
そのとき初めて理解できたのが「学びもモチベーション」という言葉と、「学びもギブアンドテイク」ということでした。
モチベーションを上げるには自分の思い通りに出来ることや、自分のしたことを認めてもらえるとが必要だと思います。また私の言うことを聞いてもらうには、先に子どもの言いたいことややりたいことを聞いてあげることも大切だと気がつきました。
これは実は子育てでも同じことが言えるのではないでしょうか。親の「〜べき」が強すぎて、お互いにストレスを抱えている親子はたくさんいるのではないかと思います。意外に我が子を「主観」で見てしまう親ほど、我が子の本質を見抜けていないのかもしれません。
教室という小さなコミュニティですが日々、子どもたちから教えてもらうことは本当にたくさんあります。