寂しさじゃない 原作(24/10/7
肉体側から浮かんでくる欲を一つ一つ、時間を掛けて消化することにした。そうして最後には足りないものが思い出せなくなったので、満たされない感覚を歌うことにした。
感情の一つ一つがただの電気信号だったら、
それはどんなに退屈なことなんだろう
言い切ってみたくなった
耳鳴りが止むと思ったから
騙されることにしていた
何もわかってない君の脳が可哀想だから
寛容を説く理由も明確だ
指先で批判論をなぞって
君に嘘を吐くことにした
寂しさじゃないこの不快感が拭えない
器から溢れた劣情を集めたら
全て終わらせたくなってしまう気がした
ほっといてくれないか、今は否定だけ肯定したい
誰のせいだと思う
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