ななしき

日付有→エッセイ 日付無→写真に関する記事 例外は多くある

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マガジン

  • むやみに読まれたくないから有料

    リテラシーの低い方に読まれると、齟齬が起きて誰かを不快にさせてしまう可能性もある文章なので、最低価格ですが有料というハードルを設けたものです。気になったら読んでみてください

最近の記事

部屋が汚すぎて自殺したい(24/11/1

昼を過ぎた頃、ゴミの中で目を覚ました。目を覚ましたというか、これ以上眠ることを体が許してくれないだけのように感じる、そんな疲れと不快感があった。アレルギーかストレスか、実体のない横文字の影響で全身が痒くて、赤かった。そんな気色悪い四肢の上で、もっと気色の悪い生き物が、さっきまでの自分のように休んでいて、それもまた不快だった。体を起こす、そいつらは音も立てずゴミだらけの部屋で逃げるように飛んでいった。少し前なら見つけるたび殺していたが、もう10匹以上部屋に飛び交っていたらどうし

    • 寂しさじゃない 原作(24/10/7

      肉体側から浮かんでくる欲を一つ一つ、時間を掛けて消化することにした。そうして最後には足りないものが思い出せなくなったので、満たされない感覚を歌うことにした。 感情の一つ一つがただの電気信号だったら、 それはどんなに退屈なことなんだろう 言い切ってみたくなった 耳鳴りが止むと思ったから 騙されることにしていた 何もわかってない君の脳が可哀想だから 寛容を説く理由も明確だ 指先で批判論をなぞって 君に嘘を吐くことにした 寂しさじゃないこの不快感が拭えない 器から溢れた劣情

      • 長い夏休みの話をさせてくれ(24/9/26

        夏休みの始まりがわかりません。4月から色んな失敗&失態で完全に弱りきっていたので、また週一登校の不真面目学生に戻ってしまったのです。その話がどう夏休みに関連するかを述べます、テストを何も受けてないから、どこから休みになっていたかわからない、ということです。鬱病や不調を言い訳にサボってるという見方をしてもらっても構いません。でも絶対それを僕の見えるところで言わないでください、僕は繊細を自称する割に他人に気を遣わせる図々しさは一丁前に持ってます。てか言い返したくなるので、普通に。

        • 悔やんでいる という嘘(24/9/16朝

           昔付き合っていた人達に言ったこと言われたことの全てが脳で反芻している。他人と付き合うことは本当に難しいことで、自他境界線が少しずつ曖昧になっていってるような感覚がある。肉体の境界が実際曖昧になるのだから仕方ないとも思ったが、どうにもその不快感がどうにも拭えなかった。昔はそんなこと考えることすらなかったどころか、自他境界がとても曖昧で、他人にも自分にも"こうあるべき"という願望を押し付けて、誰も幸せにならないことばかりしていたような気がする。いや、それは過言か。中途半端だ、善

        部屋が汚すぎて自殺したい(24/11/1

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        • むやみに読まれたくないから有料
          2本

        記事

          安い機材でも良い写真が撮れるの"良い"って?

          本当、半年に一回くらいこの話題出ますよね。ツイートで引用すると140字の誤謬が生まれそうなので、今回有料noteという形で持論を解説します。 5000字以上の大作です。どんな人にも見ていただきたいと思っていますが、特に僕と同じような学生は、リテラシーの無さゆえに「安いカメラはダメ」という言説に振り回されて貴重な時間を損失しがちなので、是非読んでみてください。有料ですが、是非スクショなどで引用して意見をお聞かせしていただけたら嬉しいです。 結局この話ってなんなのか、安い機材でも

          ¥250〜
          割引あり

          安い機材でも良い写真が撮れるの"良い"って?

          ¥250〜

          (嘘)やっぱり幸せにはなれない気がする、旅をする自分への猜疑心(24/9/7

          整理されていない脳内、イメージは六畳。僕が僕を納得させて安心を与えようとしている、そこに僕がいるかは分からないし、こんな機微すら脳の物質が出たり出なかったりしているだけだとしたら、心底下らないから死にたいと思う。手癖で死にたいと書いてしまう、本当は下らないから薬でコントロールして生きてみたい、最近のマイブームはそういうことを試す日々。 眠りたいが、このまま何もしないで寝ると、今日という日が無為に終わってしまったような罪悪感があって不愉快だから、またこんな陰鬱な文字の羅列をし

          (嘘)やっぱり幸せにはなれない気がする、旅をする自分への猜疑心(24/9/7

          写真学生は"作品"を作らないといけないのか(2024,9,4

          今、写真学生として作家を目指しながら、友達と話したり、あるいは独り言を覗き見して生活する中で、他人の中には自分と違った形や色の悩み、または厭世に浸るためのモチーフが内在している事を、改めて認識する機会が増えた。朝から晩を不毛に使っている僕は、その他人の話に適当な結論と感想を付けてみては、蛇足だ不健全だと言って140字消去する。消せない時もある。  最近よく目に付く話がある。 「自分は作家に向いていない」「作品ってどう作ればいいかわからない」 と言ったような話。程度の差はあれ

          ¥0〜
          割引あり

          写真学生は"作品"を作らないといけないのか(2024,9,4

          ¥0〜

          無理しないほうがいいなんて嘘(2024/8/29

          嘘、というかポジショントーク。 中学生頃、所謂意識高い系のコンテンツを見るのが好きだった、明日の宿題すらやっていない自分が、この動画を見終わった頃には一流のビジネスパーソンと評価されるレベルの、知能を培えるポテンシャルがあると錯覚させてくれたからだ。2019年頃に流行ってたビジネス書は全て読んでいたと思う、今となっては正直どれも下らないと、思い出ごと一蹴したい。唯一、湯船に浸かった後90分後に消灯すると寝つきが良くなる、という話は今でも覚えているが、50冊くらいは読んだ割に覚

          無理しないほうがいいなんて嘘(2024/8/29

          それは冷え切ったスープに一つ浮いた油みたいな (2024/8/7夜

          唐突だが今、最北の離島である礼文島にいる。どういうわけか、特に考えずテキストでOKと片手間に送っていた予定が実現していたらしい。普段遊びや旅は誘いも計画も自分が担当する事がほとんどだから、片手間に返事をして日程を抑えるだけで旅が出来てしまう事実にかなり驚いたし、子供っぽい事を言えば、今まで俺以外はこんな楽してたのか、とも思う。8×10という、1枚シャッターを切るたびに1万円かかるような骨董品を背負った主催者と、ライカM11を買ったのに何故か持ってこないような友人との3人旅だ。

          それは冷え切ったスープに一つ浮いた油みたいな (2024/8/7夜

          【写真を撮りたいならキャップを外すべき】という投稿に関する説明

          ネタバラシ(有料) 多くの人に読まれたくない という理由で有料設定にしているだけなので、 特別良い文章というわけでも、有益なことを書いているわけでもないです。 身内の方は言ってくれれば返金します。

          ¥300

          【写真を撮りたいならキャップを外すべき】という投稿に関する説明

          ¥300

          本当の夢日記(24/7/10 朝

          友達が皆死んでしまったが、普通に会えたので遊びに行った時の夢 ニバと遊んだ次の日のニバが死んだ、ガミの家に行った次の日にガミが死んだ、栗原もそう、鳥キチも死んだし、鈴木福もそう、ライカニキも死んだ、あきも飛行機オタクもしんだらしい どうやら全員自分とあった次の日に死んでいる、おれは死神か何かなのか。 しかし死人とおれは連絡が取れた。いつものように軽率な誘いのLINEをする。友達が1ヶ月でみんな死んだというのに、おれは普段より憂鬱な気持ちではなかった。ドライブ行こうぜ!とLI

          本当の夢日記(24/7/10 朝

          嘘タワマン文学(6/25 昼

          日記 小学生の頃、俺の切り札【龍素王Q.E.D】を盗んだ旧友から連絡があった。小学生の頃にLINEの名前をめちゃくちゃなものに変えたせいで、すぐに誰か気付くことはできなかったが、8年前のトーク履歴を見るに、彼である事を思い出した。大方マルチ商法の誘いか何かだろうと思い、適当にあしらおうとキーボードに指を向かわせていたが、やっぱり【龍素王Q.E.D】を返してもらおうと思い立ち、俺は故郷の武蔵小杉へ向かうことにした。  東京の東側に住んでない人なら、武蔵小杉という街を知らない

          嘘タワマン文学(6/25 昼

          19歳にして初めて小説を読んだんだが (6/8 夕方)

          初めてというのは嘘で、「かいけつゾロリ」とかは読んでました。今日は先輩に勧められた「アルジャーノンに花束を」を読んだので、その読書感想文と自分語りです。 本文 白痴、あるいは幼児からの成長を数ヶ月に圧縮し、それを経過報告という主観で、チャーリー本人の変化を活字で描写する起伏が楽しかった。チャーリー程では無いが、自分も知性を欠く先天性の"特別"を持っていて、実際特別支援級クラスで過ごしていた時期もある。年不相応な発達の遅さ、または成長の頭打ちで、彼同様、幼少期から"出来ない"

          19歳にして初めて小説を読んだんだが (6/8 夕方)

          コンビニで買える鬱病 5/11(夜

          「コンビニで買える鬱病」という組み写真のキャプションです。 何年も前から鬱病を患っている。特にいじめられたとか、そういう何か大きな理由があったわけではなく、友達と上手くいかない、今日も誰かに迷惑をかけた、何もできなかったとか、そういう誰にでもある、むしろ恵まれているからこそ生まれる出来事だけで、今日も明日も床の木目を数えるだけの日々と化している。  贅沢だな、と思っている。世の中にはもっと強い絶望を感じていても生きている人がいるというのに、こんな矮小で誰でも感じるような憂鬱

          コンビニで買える鬱病 5/11(夜

          今夜原付で。 5/1(昼

          二ヶ月前に二万円で原付を買った。実のところ、キャンプアニメの影響で衝動買いしてしまったのだが、買った名目上、自宅と実家を往復するための足として使うことにした。それくらいの理由がなければ、財布の紐、もといクレジットカードの分割払いの固く閉じられた門を開くには不十分が過ぎると思ったからだ。自宅から実家までは大体3時間くらい、渋滞というか、人間の意識体が混在している環境が心底嫌いなので、大抵乗るのは12時以降の深夜帯だ。この時間のバイパスほど心地良い場所は中々無い、深夜という時間が

          今夜原付で。 5/1(昼

          サラバ、写真部

          例年では既に桜は足元へ散っている時間設定なのだが、この春に豪雪ばかりを見てきた影響で、どうにもその実感が湧かないまま三月のカレンダーを捲る日が迫ってきた。高校を卒業してもう一年が経っている。一年も経てば何かが変わって、きっと新しく前に進めるだろう、と去年は健康的な予測をしていたわけだが、実際に大学生という身分になってみると全くそんなこともなく、ただ漫然と過ごしていたらいつの間にか一年が経ってしまった。これがこの一年の簡単な感想、というよりは後悔や諦念に近いものだろうか。相変わ

          サラバ、写真部