【仕事・その他】「すぐわかる」は別に偉くない
声優・歌手の夏川椎菜さんが書いた
新成人へのメッセージが素晴らしいです。
それを受けて、Xでポストしました。
「新成人へのメッセージ大賞2025」があったなら、私は夏川さんのブログに1票入れます。44歳男性が読んでも「そのとーり!」と思うことばかり! https://t.co/9iSL0eoad3
— ミラッキ(大村綾人) (@mirakki_mirakki) January 13, 2025
夏川さん、まだ20代だから18〜20歳に届く(キャッチできる)言葉のチョイス、表現ができるし、ほどよい分量やテンションを知っている。
— ミラッキ(大村綾人) (@mirakki_mirakki) January 13, 2025
新成人からすれば「自分たちがまさに今歩もうとしている道をこの間まで歩んでいた世代の人」だから、誰より信頼できる。多くの新成人の目にとまりますように。 https://t.co/ZLnws9KXLe
夏川さんは
すべて簡潔、かつキャッチーに書かれているので
補足や付け足すことはありません。
ただ、ひとつだけ言うならば
新成人のみなさんは夏川さんの文章を
今日読んだだけで終わりにしないことが
大事だと思います。
一度読んで「なるほどよくわかった!」としないこと。
書いてあることが実感できる時が来るまで
毎日読んでもいい文章です。
かなり細かく書いてくれているので
ひとつひとつ実感していくのに
何年もかかると思います。
すぐに「わかった!」と飲み込むのが
偉い、良いとされがちですが
本当に自分はわかっているのか
疑問を持ちたいところです。
あと、そもそも「わかる」ってなんなのかを
考えたい。
知る、知っている、理解する、わかる、納得する、
それぞれどういう状態なのか。
「なるほど、よくわかりました」
と、すぐに飲み込めたものは、
すぐに体から出ちゃいます。
飲み込む前に咀嚼して、そう簡単に飲み込まない。
わかったつもりで
わかったことにしているけぉ
「実はあまりよくわかっていないこと」は
「いつでも吐き出してやる」くらいの気持ちで
咀嚼し続ける。
咀嚼している間に経験した味や刺激こそが
その後の人生に活きるかもしれません。
夏川椎菜さんの文章、よく噛んでください。
「よくわからない」と感じた数だけ
何かが得られます。