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リアルタイム議席数推定【継続更新】

 もしも今、ただちに衆院選や参院選の投票が行われたとしたら、各政党は比例代表でいくつの議席を得るポテンシャルを持っているのでしょうか。ここでは政党支持率をもとにして、その仮想的な議席数を一日きざみで計算し、毎週更新していきます。

※直近の更新は2025年2月17日です。


 この推定の趣旨は、選挙前に報じられる比例代表の獲得議席数について、普段からの推移を継続的に明らかにすることにあります。

 これはまだ試作版であり、以下の点に留意をお願いします。

 ここで扱うのは比例代表に限ります。参院選は全国比例の議席数を、衆院選は各比例ブロックごとと合計の議席数をそれぞれ示します。原則として毎週更新ですが、世論調査が発表されなかった週は休みます。衆院選後や参院選後の一定期間は、パラメータの調整のため更新が止まる可能性があります。

 この推定は、あくまでただちに投票が行われた場合を考えた仮想的なもので、選挙期間中におこる変化を考慮していないため、選挙予測としてそのまま利用できるわけではありません。実際に選挙が公示されると、選挙運動の広がりとともに政党支持率は刻々と変化します。すると推定される議席数もそれに従って変化して、投票日が迫るのにつれて妥当なラインへ近づいていくように設計されています。

「ただちに投票が行われた場合」として選挙期間を考慮していない理由は、選挙期間中の形勢の変化が、候補者の質や特性だとか、その党の選挙に臨む姿勢といった、その時々の数値化できない要素が関わることによっています。こうした計算に入らない要素の判断を、読者の皆さんに委ねたいのです。

 たとえばこの議席数推定のやり方だと、過去の傾向から、自民党は選挙期間中に衆院で10~20議席、参院で3~6議席ほど少なくなることが考えられます。それは選挙期間中の野党の支持率の伸びが相対的に大きいことによっています。したがって、選挙期間中に減る自民党の議席を他の政党に分配すると選挙予測として妥当なものに近くなるはずです。勢いがあると思われる党に加算して、独自の予測を描いてみてください。

 この記事はグラフをひたすら更新していくものなので、解説がほとんどありません。主な発想と、過去の選挙の公示から投票日までにどのような推移を示したかということは、下の記事を参照してください。

 リアルタイム議席数推定シミュレーション
 議席数推定シミュレーション・選挙時の挙動といま



 今回は公開部分が少なくて申し訳ありません。これを維持するのはかなり大変なので、見ていただけたらとても嬉しいです。次の衆院選や参院選に向けても力の限り取り組んでいくので、応援していただければ幸いです。


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