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【士業事務所の競争力を高める】戦略的計画から企業倫理までの探求

社長の専門学校で学んだこと、仕事の中で見つけたこと、気になったビジネスニュース…
今回はそんなさまざまな経験をもとに、士業事務所をもっと強くするためのヒントを紹介するブログとなります!!

未来志向士業ちゃんねるのリッキー高田です。

今回は、士業事務所の競争力を高めるための戦略から企業倫理までを解説します。企業が直面する5つの課題や、事業立地の選択についての考察、そして企業倫理とは何か…そんなテーマについて一緒に深掘りしていきますよ。
何か新しい発見があれば、それがあなたの事務所を強くする一歩になるかもしれません。

どうぞ、お付き合いください。よろしくお願いします!

①はじめに:競争力を上げる時間!

近年、法改正やデジタル化の進展により、士業事務所のビジネス環境は大きく変わってきました。新規参入が増え、サービスも多様化。おまけにコロナ禍でのリモートワークの普及など、事務所が置かれた状況はどんどん厳しくなっていますよね。その中で生き残るため、そして、更に成長するためには、他と差別化できる競争力が求められます。

「でも、どうやって競争力を上げればいいの?」そう思っているあなたに、今日はSP経営について紹介します。

SP経営とは、単に利益を追求するだけでなく、ステークホルダー(利害関係者)全体を幸せにする経営を目指す考え方。社員、顧客、地域社会、そして事業を継続するうえで重要な環境など、ビジネスに関わる全ての人々の幸せを追求します。

このSP経営の考え方を取り入れることで、士業事務所も新たな競争力を身につけ、厳しいビジネス環境に立ち向かうことができます。

このように、リーダーの興味を引きつつ、具体的な内容への期待を持たせる形で組み立ててみました。お役に立てれば幸いです。

②SP経営って何?その5つの原則とは?

士業事務所の競争力を上げるためのキーとして「SP経営」について触れましたよね。そのSP経営の具体的な原則とその適用例について深掘りしましょう。

SP経営は以下の5つの原則から成り立ちます。
1)価値創造、
2)ステークホルダーの関与
3)経営者の道徳性
4)長期的視点
5)透明性

これらをベースに、全ステークホルダーが共に幸せになれるビジネスを創り上げるんです。

例えば、ステークホルダーの関与では、従業員や顧客、地域社会といった関係者全員が意思決定プロセスに関与することで、事務所の価値向上に貢献します。また、長期的視点では、短期的な利益追求よりも持続可能な成長を優先。経営者の道徳性では、信用と信頼を維持するために、経営者自身が模範となります。

それでは、我々の事務所は大丈夫でしょうか?企業が陥りがちな5つの病、
それは
1)目標設定の曖昧さ
2)リーダーシップ不在
3)組織内部の不均衡
4)無駄なルーチン作業
5)リスク回避行動

これらの病は事務所の成長を妨げます。次は、これらの病と戦うための戦略について解説します。

このように、SP経営の理解を深めつつ、企業が陥りがちな問題についての認識を深める形になっています。お役に立てれば幸いです。

③5つの病について掘り下げ、それぞれどう対策する?

士業事務所が陥りがちな「5つの病」について深掘りし、それぞれの病に対する改善策を考えていきます。

まず1つ目の「目標設定の曖昧さ」。これは目標が明確でないために起こる問題です。目標がハッキリしないと、スタッフ全員の方向性がバラバラになり、組織全体の生産性が下がります。対策はシンプル、明確で具体的な目標を設定し、それを全員で共有することです。

2つ目の「リーダーシップ不在」。リーダーの役割はチームを結束させ、方向性を示すこと。リーダーが不在だと、チームは混乱し、効率的な決定が難しくなります。対策は強いリーダーシップを確立すること。それにはコミュニケーション能力と自己啓発が必要です。

3つ目の「組織内部の不均衡」。これは部署間、またはチーム内のバランスの悪さが原因です。一部が過負荷になり、他部が手持無沙汰になるなどの問題が生じます。対策は業務分析を行い、適切にリソースを分配することです。

4つ目の「無駄なルーチン作業」。これは効率的でない作業に時間を取られ、生産性を損なう問題です。対策は業務プロセスの見直しと、可能ならば自動化を検討することです。

最後の「リスク回避行動」。これは新しい取り組みを恐れ、結果として革新から取り残される問題です。対策は、リスクを恐れず、それを管理する方法を学ぶことです。

これらを一緒に考え、実行に移していきましょう!

④あなたの事務所のビジネスモデルと立地選び、どうする?

ビジネスモデルと立地選び、この2つの大切さについてお話ししましょう。

ビジネスモデル、これは企業が価値を生み出し、それを顧客に提供し、利益を得るための仕組みです。たとえば、販売型、サブスクリプション型、プラットフォーム型など、さまざまなビジネスモデルがあります。それぞれのモデルには強みと弱みがありますから、自社の強みと目指す方向性に最も適したモデルを選ぶことが大切です。

次に立地選び、これはあなたの事務所がどの市場に参入するか、つまりポジショニングのことです。競争が激しい市場(レッドオーシャン)と競争が少ない市場(ブルーオーシャン)があります。レッドオーシャンは既存の市場で競争者との差別化が難しい一方、ブルーオーシャンは新規市場であるためリスクが高いです。どちらを選ぶかはあなたのリスク耐性とビジョンによります。

そして次に、企業倫理。これは企業が社会の一員として行動する際の道徳的な規範や行動原則です。企業倫理は企業の信用と信頼性を確保し、結果的には競争力を高める役割も果たします。具体的な実践方法は、企業倫理の教育、倫理委員会の設置、倫理綱領の作成などがあります。

⑤企業倫理とは何?そしてなぜ大切なの?そしてその実践方法

「企業倫理」について、その大切さと実践方法について一緒に考えていきましょう。

企業倫理、あなたの事務所では大切にされていますか?これは、企業が社会の一員として行動する際に尊重すべき道徳的な規範や行動原則のことを指します。なぜこれが大切かというと、企業倫理が高い企業は社会からの信頼を得やすく、それが結果として競争力につながるからです。

では、どのように現場で実践するのか。まず、企業倫理の理解を深め、それを共有するために研修やワークショップを定期的に開催することが重要です。また、倫理に関する問題が発生した場合にどのように対処するか、ガイドラインを明確にしておくことも必要です。

最後に、競争力強化のカギとは何か。それは、戦略的な計画と企業倫理の両立です。戦略を立てて実行し続けるだけでなく、それを支える企業倫理を大切にする。これが、士業事務所の競争力を高める最も重要な要素と言えるでしょう。

⑥まとめ|士業事務所の競争力強化のカギ

最後に、なぜ戦略的計画と企業倫理が士業事務所の競争力を上げるのか、そして学びと改善を続けることの重要性について話したいと思います。

まず、戦略的計画と企業倫理。この二つは一見関連がないように見えるかもしれませんが、実は深く繋がっています。戦略的計画は我々が何をすべきかを明確にするツールであり、企業倫理はそれをどのようにすべきかを示します。戦略を立てることで事務所の方向性を明確にし、その方向に向かって進むための具体的な行動を規定するのが企業倫理です。つまり、二つは同じコインの裏表のようなもので、これらをしっかりと持っている事務所が競争力を持つことができます。

さらに、これらを持つだけでなく、学びと改善を続けることも重要です。変化の速い現代社会においては、常に最新の情報を取り入れ、事務所の戦略や倫理を見直すことが必要となります。そのためには、常に学び、それを事務所の改善に活かすことが求められます。

士業事務所の競争力を強化するためには、戦略的計画と企業倫理の理解と実践、そして継続的な学びと改善が必要です。それがこのブログのメッセージです。一緒に、我々の事務所をより良いものにしていきましょう!

⑦さあ、次の一歩へ|さらに学びを深めましょう!

今回の内容を踏まえ、
士業事務所の競争力を上げるための解決策として、私たちから以下の3つを提案します

【解決策1】
SP経営の原則の適用| これは、企業が成功するための一般的な経営原則を提供します。それらの原則を理解し、自社の状況に適用することで、企業の競争力を向上させることができます。

【解決策2】
適切なビジネスモデルと立地選び| 企業が成功するためには、適切なビジネスモデルと戦略的な立地選びが必要です。これにより、顧客に対する競争優位性を維持しながら、自社の強みを活用することができます。

【解決策3】
企業倫理の尊重|士業事務所は、企業倫理を守ることで社会的信用を維持し、顧客や関係者との信頼関係を深めることができます。これは、長期的な成功と競争力の維持に不可欠です。

以上の3つの解決策は、士業事務所が競争力を強化するために取り組むべき重要な要素です。
また、上記の解決策は確かに有効ですが、問題の全体像を理解し、より広範で深淵な解決策を模索するためには、私たちの主催する特別セミナーへの参加をおすすめします。このセミナーでは、士業の新たな可能性について深く掘り下げ、具体的な行動計画までわかる内容でお伝えします。
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出典:SP経営協会 株式会社GPC-Tax

 


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リッキー高田

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