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大学淘汰時代に突入 弘前大学の取り組みについて(医学部学士編入)

現在、我が国が大学改革を扇動していることはご存知の方も多いと思います。
理由は様々ですが、大きな点として、日本の研究力が低下していること、新たな産業を生み出すことができていないこと、よくわからない大学が増えすぎて大学卒ではあるものの、良い就職に就けない人が激増した背景があります。

当然、若者は人口減少中で売り手市場が続いています。
しかしながら、誰もが羨む大手企業、ホワイト企業については選ばれし者だけが入社できている事実があります。
差別的な発言であることは百も承知ですが、事実として、学歴フィルターが存在しており、いわゆるFラン大の人はエントリーシートで切られて面接にすら進めない事実があります。
しかし、これを高校生時代に認識していたのでしょうか。
正直、勉強せずに遊び呆けていた学生にも責任がありますが、それを許容する大学にも責任が大きいと思います。

今回は国が、そういった生ぬるい大学には支援をせず、頑張っている大学には今まで以上に支援しますよ、というやり方で改革を進めています。

最近のニュースで言うと、東京工業大学と東京医科歯科大学の統合でしょうか。これは決してポジティブなニュースではなく、こういったことまでしないとお金が潤沢に入ってこない状況になっている背景があると思います。
これはほんの一例で、各大学で生き残りをかけて今後も様々な施策が行われてくるでしょう。

この記事に一つ突っ込みを入れると、国際卓越研究大学は絶対狙っているでしょ!
もらえる額が桁違いで、どの有力大学も狙っています。


弘前大学の取り組みについて

弘前大学は国が採択するJ-PEAKSに昨年落選しております。

これもお金がもらえるやつです。

弘前大学としては、強みのアピール不足と国際連携の弱さが落選理由と分析しています。
そのため、今年度も申請しているようですが、強みとして、岩木健康増進プロジェクトを掲げ、この取り組みで得たビックデータを第一三共ヘルスケアとの共同研究で活かしていることをアピールしているようです。
そのほかにもハーバード大学をはじめとした、海外有力大学との連携を打ち出して、今年度の採択を狙っているようです。

やはり、弘前は岩木プロジェクトですね。

弘前大学を受験する方は、自分の志望理由が上記に関連していると、面接で聞かれるかもしれないのでこういった最新情報をおさえておいて損はないと思います。

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