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『奥州仁義』

今年1冊目。
NHK大河「どうする家康」の予習で読み始めたはずですが。ゆっくり楽しんでおります。

何度も書いていますが、時代小説って読む間隔が空いていても、ああ、このあたりの話だったなって思い出せて、すぐ世界に入れます。

特に昨年は1月の義父の骨折に始まり義父母のダブル入院などで、週に2,3回洗濯物を取りに行ったり、面会や診察の付き添いなど細かな待ち時間に、登場人物たちが笑わせてくれました。

三河雜兵心得の13巻
三河一向一揆で足軽となった架空の人物・農民茂兵衛の中間管理職的嘆きと、そのごまかし具合に勇気をもらえます。

今回はいよいよお江戸にお引越し。そして九戸政実のもとへ出兵。九戸政実の話は高橋克彦さんの『天を衝く』で読んでいたのですが、あれ?もう終わった?と思ってる間に九戸政実の首は切られました。

茂兵衛もずいぶんお年を召してこられましたが、最新刊も発売されたので、最終刊が出るその日まで、茂兵衛を応援して行きたいのです。

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