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『いろいろ』
今年7冊目
audibleの3冊目
上白石萌音さんの『いろいろ』
「姉ちゃん、audibleやってる?」と法事の席で姪が言ってきて。やってるよ、どうしたん?「上白石萌音ちゃんのエッセイが発売されたらしくてな、audibleで萌音ちゃん自身が朗読するらしいんよ聞きたいなあと思ったんだけど、これ以上サブスク増やすのはなあと思って~」
というきっかけで聴いてみました。ちょうどNHKの朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の頃のお話もあったので、最高でした。いいドラマでしたよね、カムカム。
萌音ちゃんと言えば読書家というイメージもあり、角田光代さんの『さがしもの』を書店の店頭で見かけたとき、萌音ちゃんの帯に惹かれて購入してしまったこともあります。『さがしもの』も、面白い本でしたよ。
今回audibleで良かったなあと思ったのは、鹿児島弁。萌音ちゃんの本当の音声で聞くことができました。
ところで、次の週の法事の時に持って行って、待ち時間に姪に貸したのですが。姪は本人曰く、文を読むのも少し遅いと。私は普段audibleを1.2倍速できいています。姪は1倍でちょうどいいと言っていました。姪が途中まできいているので、ブックマークだけつけて最初から聞いてみようと思ったら、私には1倍が遅い。
速度を変えてハタと気づいた。速度が変わったのに、萌音ちゃんの声が萌音ちゃんのままなのはなぜだろう?速度を速めたら音が高くなるはずなのに?萌音ちゃんが速くなっているだけって、すごい技術だなとあらためて思った昭和のおばさんでした。