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19. 廃校・空き家にアート現る~いちはらアート×ミックス2020+ 前編
美術館ではなく、みんなが見知った風景のなかにあるアート。
日常的な空間とアートが重なる場面ってあまりないのではないでしょうか。
今回はそんな体験のできた市原内陸のアートの祭典についてレポートします。
はじめに
こんにちは!学生研究員の鈴木です。
2022年、新しい年を迎え皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨年からスタートし、多くの方にご覧いただいたミライノラボnote。
本年はたくさんの情報を皆さんとシェア出来ればと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します!
早速ですが、2022年初note投稿です!
市原にアートが集結
市原市は小湊鉄道沿線を中心に、様々なジャンルのアーティストが集う、
房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス
が11月19日〜12月26日の日程で開催されました。
3年に1度開催されている芸術の祭典ですが、2020年の開催がコロナの影響で延期になり、満を持して今年2020+として復活。
昨年より何度も訪れた市原内陸部でのビックイベントに行かない手はない!
ということで…
クリスマス真っ只中の12月25日に広瀬と鈴木がお邪魔してきました!
里山や閉校した学校、駅舎を舞台にした唯一無二の作品はもちろん、道中でのおすすめスポットを全2回の記事でご紹介していきたいと思います。
是非、次回のアート×ミックスのご参考にしてください!
全行程をご紹介
ここからは、当日私たちが回ったルートに沿って作品を紹介していきたいと思います。
その前にざっくりルートをご紹介。
私たちの工程は以下の通りです。
移動には、小湊鉄道(1日フリー乗車券)とアートミックスに合わせ臨時運行していたシャトルバスを利用しました!
![スケジュール](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70078909/picture_pc_4e07c49fd0881472ccf3cc5e822329d4.png?width=1200)
➀五井駅
スタートは五井駅から。
まずはパスポートをゲットしに五井駅東口インフォメーションセンターへ。
![LINE_ALBUM_アートミックス1225_220117_3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079060/picture_pc_26e75d420e6d6f442962c60966cf6c02.jpg?width=1200)
そして、インフォメーションセンターの後ろにあるカフェ、こみなと待合室にもお邪魔して、ドリンクをテイクアウトしました。(後ほどご紹介します)
その後、小湊鉄道に乗車して上総牛久駅に向かいました。
![LINE_ALBUM_アートミックス1225_220117_9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079071/picture_pc_aac2fbc5542725e51254c03a1fde88bd.jpg?width=1200)
②旧平三小学校
小湊鉄道を上総牛久駅で下車し、バスに乗り換えて旧平三小学校へ。
まずは腹ごしらえということで、先ほど購入したこみなと待合室のドリンクと校庭で販売されていた焼き芋をほおばりました。
![LINE_ALBUM_アートミックス1225_220117_23](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079144/picture_pc_96b3cbef1029bb129cf21ad6b81a4afb.jpg?width=1200)
![LINE_ALBUM_アートミックス1225_220117_31](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079150/picture_pc_efc5f96122f594a9c1c0eee2998934d6.jpg?width=1200)
個人的にこの焼きいも激押しです。。。(ぜひ次回も頂きたい)
お腹を満たしたところで、校舎内のアート展示を鑑賞。この記事では特に印象的だった3作品を紹介します。
ビルズクラウド
![LINE_ALBUM_アートミックス1225_220117_47](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079168/picture_pc_3fd289e6eda4655c21feaeed67c28be9.jpg?width=1200)
栗真由美さんが作成したこの作品。
よく見ると、一つ一つの明かりの側面が実際にある建物の写真で、ミニチュアハウスのようになっています。
色とりどりのメルヘンチックな雰囲気と日常のどこか落ち着く風景が同居した、地域をアートへと昇華させた作品でした。
ドリームキャッチャー
![ドリームキャッチャー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079198/picture_pc_52f8beed7f6a5479486e673abac71a0c.jpeg?width=1200)
キム・テボンさんの作品。
夢で見る出来事やものは、夢から覚めると欲しくても手に入れることはできない。
そんな”もの”を捕まえるのがドリームキャッチャーです。
宇宙船のような空間があり(写真上)、その中に入ると夢の世界へと移動ができます。
展示室には、夢空間でキャッチしたものが展示されていますが、
![小物](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079251/picture_pc_f8194b8df9fd80b50b0c42639e0eb58a.jpg?width=1200)
実はこの”もの”たちは私たちが日常で使っている製品から作られています。
時間鉄道
![LINE_ALBUM_アートミックス1225_220117_39](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079263/picture_pc_06d612db81a9422d0a2ad9600719e638.jpg?width=1200)
![LINE_ALBUM_アートミックス1225_220117_40](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70079274/picture_pc_f160fb34d03121c57c22664274cbbfb7.jpg?width=1200)
秋廣誠さんの作品。
ゼンマイ式の機械時計の仕組みと同じ仕組みで、重い鉄道の車輪が2ヶ月間をかけて下っていく作品です。
アートミックスの開催期間という有限の時間のためにゼンマイが巻かれたそう。
じっくり見ると、少しずつゆっくりと車輪が動く様子が見られました。
終わりに
ご覧いただきありがとうございました!
前半はここまで。
目の前の作品のすぐ隣の部屋にはまったく性格の違う作品がある。
そんな体験をすることが出来るアートイベントでした。
後半も様々な作品を紹介しますのでお楽しみに!