農業初心者向け 直売所で販売するコツ! ①
こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。今回は”農業初心者向け 直売所で販売するコツ!”についてお話したいと思います。農業を始めたばかりの初心者は、まだ栽培規模も小さいですし、販路も確立していないので直売所にお世話になることが多いと思います。
そこで“直売所で販売するコツ!についてお話したいと思います。
まず栽培する品目が決まっていない場合、何を栽培するか悩んだら、玉ねぎとじゃがいもがおすすめです。
家庭での購入量がいずれも上位5位以内にランクし消費量が多いので直売所も必ず棚に並べておきたい野菜として市場等から大量に仕入れています。
また栽培に目を向けると何も単位面積あたりの労働時間が主要野菜の中では短く、栽培の手間がかからない野菜の代表格です。既に栽培している人もいると思いますが、今一度、着目して欲しいのは仕入量の多さです。直売所での仕入量が多いということはそれだけ地元産の栽培を増やせる余地が大きいことを意味します。また売れるからこそ仕入れているわけで栽培を拡大させた分は確実に売れます。
ただ前もって収穫後の保管方法を検討する必要があります。両方とも一般的な収穫時期は5月から6月でその頃は旬なので有り余るほどの量が直売所に並びます。
ところがその後は少なくなり仕入品が多くなります。
ここが売るべきタイミング!それまで保管せねばなりません。玉ねぎならまず貯蔵性の優れた品種に変更します。収穫間際まで肥料を利かせないようにし、さらに吊るしておける風通しの良い場所もこれまで以上に確保します。
じゃがいもは酸化防止のために遮光して保管可能な出来る限り涼しい場所を用意しましょう。もしくは一定の面積を秋ジャガの栽培に振り向けます。
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