憎っくきトマトサビダニ! (農業)
こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。まだ梅雨明けはしていませんが暑いですね~。
家のプランターがサビダニにやられて、現在、格闘中ですので、今日はサビダニに関する記事を書きます。
夏の時期から初秋にかけて気温は高い日が続く日々ですが、トマトサビダニにとっては活動が活発な時期になります。トマトサビダニはダニの仲間で、成虫の体長は0.2ミリで非常に小さいので、普通は肉眼では見えません。ルーペで見ると黄色のクサビ形の虫が確認できます。
トマトサビダニは乾燥条件で多発し、殺虫剤散布の少ないハウスに多く見られる。露地の家庭菜園でも見ることがあるが発生確率は低いです。
(しかし今シーズン私の家のプランターで栽培しているトマトがやられて今格闘中です!)
症状としては葉裏が緑褐色になってテカテカと光り、葉の縁が枯れるたり、茎が茶色く変色し、茎表面がガサガサになってきます。茎が茶色くなってくると一目でわかります。
悪化してくると果実にも寄生して、果実が緑褐色になりひび割れます。表面がガサガサになりひび割れたトマトの実をみるとガックリと心が折れてしまいます。
繁殖力が強いので見つけたら早く防除しましょう。
またトマトサビダニが発生しているトマトの樹を放置しておくと、隣りのトマトにも発生するのでとにかく早い対処が必要です。
トマトサビダニの発生と被害を抑える対策として、まず発生が見られるトマトの樹にはあまり触れないようにしましょう。サビダニは体長が極めて小さく、身体に付着しても分からないので、体に付着したまま畑の中を歩いてしまうと自分で被害を広げてしまいます。
対策として、数本の発生状況であれば抜き取って圃場の外に出し適正に処分した方が良いです。
数十本~数百本となるとダニ剤などの散布をおすすめします。
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