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#11 四季と、芸術と

 今日は美術図画工作のお話🎨

 私は、小学校時代の"図画工作"の授業は、まだそれなりに好きだった記憶があるのですが、中学校での"美術"という科目は、あまり好きではありませんでした。理由は、自分で創造することが苦手だったからです。
 どういうテーマにするか、どういうデザインにするか。なかなか納得するものが思い浮かばず、1つ考えるのもかなり時間がかかりました。ようやく思いついても、自分の頭の中で描いたものをうまく再現できなくて。その状態から生じるモヤモヤとした気持ちは、学年が上がることに大きくなり、中学生になる頃には、美術に対して苦手意識を抱いていました。
 そして、その苦手意識は中学卒業まで消えず、一度成績で3を取ってしまったこともあり、高校の芸術の授業は、美術ではなく書道を選択しました。書道で、特徴の異なる多様な字体を書いたり、小筆で蘭亭序という長文を書いたりしたことは、時には難しいと感じつつも楽しかったです。


 このような経験から、今後も美術関係に触れることはまずないだろうと思っていました。ですが、私は今、大学のとある授業で図画工作について学んでいます。副免として小学校の教員免許を取得するためには、初等図画工作科の講義が選択必修だったからです。
 講義を受け始めて約1ヶ月。初回の授業はあまり乗り気ではなかったのですが、今は割と純粋に楽しめています。昨日の夜は、他の科目の課題を後回しにして、先週+今週の図工課題であるスクラッチに夢中になっていました。自分でも驚きです笑。
 今回の課題は、「スクラッチ技法四季を表現する」でした。(一応デザインと配色は考えながらですが、)ほぼ無心の状態で鮮やかな色を塗り、それを黒で塗り潰すのは、小さい子どもに戻ったみたいで、何だか懐かしい気持ちになりました🫧(クレヨンを握ったのは小学校ぶりでした笑)その後の削る工程も、私にしてはスムーズに、前ほど悩まずに進んだので、久しぶりにこの手の活動(というか作業?)に楽しさを感じました!全て上手くいったというわけではないので、これで良いのかはよく分からないですが、個人的には満足です✌

 もっと早く美術(図工)の楽しさに気づけていれば、中学時代の授業もそんなに苦痛ではなかったかもしれないですね…笑。私は基本、一度考え始めるとかなり悩むタイプで、美術が苦手だったのも大部分それが原因なのですが、もう少し閃きとか柔軟性を大事にした方がいいのかもしれないと、課題に取り組みながら思いました💭(美術に関してかなりマイナスなことを書きましたが、1番言いたかったのはこれです笑)


 もし生まれ変わるなら、美的センスを持った人になりたいな。絵を描くのが上手な人には、本当に憧れてしまいます🍀

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