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友達の言葉で目が覚めた話

結構前の話になるのですが
友人と話をしていて
「そんなこと気にしてんの?」
と言われて驚いた話です。
たいしたことない話ですがおつきあいいただけると嬉しいです。

私の中で扱いの難しい言葉に
「わざわざ」
という言葉があります。
わざわざって私の中で、プラスにもマイナスにも取れる言葉という認識があって
例えば「わざわざありがとう」という文があった時

プラスの意味だと
「手間暇かけてくれて本当にありがとう」
という意味だと思っているし
マイナスの意味だと
「頼んでなかったけどやってくれたんだ、ありがとう」
みたいな意味に感じられるというか…
受け取り手によって
捉え方が変わってしまいそうで難しい日本語、という感じでした。

何がきっかけだったか
友人とその話になった時に
冒頭のセリフを言われたわけです。
「そんなこと気にしてんの?」

結構目から鱗で
というのも、その友人は台詞回しとか言葉とか
そういうのを割と大切にしている友人だったんです。
だから私の中で、私のこの感覚もわかってもらえると思って話をしたら
案外バッサリ笑 言われてしまってびっくりしました。

びっくりしたんです。
「あ、そっか、気にしない人は気にしないのか」
「言葉を気にする人でも、気にする部分はこんなに違うのか」
当たり前のことだったんですけど、友人にはっきりと言われるまでわかっていなかったんですね。

まあそれからも、私の中で「わざわざ」という言葉の認識は変わっていないし
私の言葉に対するこだわりも変わっていませんが
それでも以前よりは文章を考えるときの言い回しについては
ちょっと気楽になった気がします。

皆さんの言葉のこだわりポイントはどんなものがありますか?
ここまでお読みいただいてありがとうございます。

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