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【活動レポート】山口県×カンボジア!野田学園の生徒と加藤大地さんとの特別イベント

2024年12月16日、山口県の野田学園(https://www.nodagakuen.ed.jp/)にて、特別オンラインイベントを開催しました。
イベントでは、カンボジアで小学校や幼稚園の建設をはじめ、教育から就労まで幅広い活動を行っている加藤大地さんをゲストに迎え、高校生たちに活動の詳細や苦労、やりがいについてお話を伺いました。



加藤大地さんの活動紹介

加藤さんは、2009年頃からカンボジアに関わり、2018年に家族でカンボジアに移住。小学校の建設や教育支援プロジェクト、就労の支援、複合施設の建設など、カンボジアで幅広い活動を進めています。
加藤さんの活動の背景には、日本と大きく異なるカンボジアの教育環境があります。カンボジアは小学校がない村が多く存在し、教育を受けられない子どもたちや大人が多い状況です。そのような地域で、小学校を建設し、教育の機会を提供しています。
お話の中で特に印象的だったのは、“学校は未来を作ることはできるが、今を守ることはできない”という加藤さんのメッセージです。彼は、学校を通じて読み書きができる若者や計算ができる若者を育成し、仕事の機会を増やすだけでなく、持続可能な社会を目指して、学びと働きの場をつなぐエコシステムの構築にも挑戦しています。
NPO法人earth tree(https://npo-earthtree.com/

イベント概要

イベントは二部構成で行われました。

第一部
加藤さんの自己紹介とこれまでの活動についてのプレゼンテーションが行われました。具体的なエピソードやプロジェクトの詳細に、参加者は真剣に耳を傾けていました。

第二部
参加者から加藤さんへの質問セッションが実施されました。カンボジアでの生活や文化の違い、小学校を建設する際の課題、移住してからの苦労や適応など、幅広いテーマなど様々な質問が寄せられました。その中からいくつかご紹介します。

  • 「学校を作る際に一番大変だったことは何ですか?」

  • 「日本とカンボジアの教育環境の違いについて、驚いたことはありますか?」

  • 「加藤さんがカンボジアに行こうと決めたきっかけは何ですか?」

  • 「将来的に、どのような活動を広げていきたいと考えていますか?」

これらの質問を通じて、加藤さんの活動の背景や目標についてより深く理解することができました。

生徒たちの感想

イベントの参加者から、多くの感想が寄せられました。その一部をご紹介します。

  • 本日は、このような機会を有難うございました。この機会をこれからの人生に活かしていきたいです。

  • 私は薬剤師になりたいという夢があって、外国にも興味があります。今回の話を聞いて、自分のやりたい事、やってみたい事を100人に言って、実践してみたいと思いました!

  • 加藤さんの思いから全てが繋がって、今ができていてすごいなぁと思いました。自分の好きを活かせる学校、日本にもあればいいなぁと思いました。

  • 様々な経験談を聞けてとても貴重な時間を過ごせました。カンボジアでの活動が実際に多くの人達の笑顔に繋がることができるんだと思い、海外への起業についての興味がさらに深まりました。

  • 私は新しいことを始める時に不安になってしまったり、どうしたらいいのかわからなくなってしまうことがあります。しかし、お話を聞けた事で実現していくための方法や自分の気持ちの持ち方を知ることができ、今後はもっと勇気を持って行動できるよう頑張ります。

  • 私は将来海外で活躍できる人になりたいと思っているので、自分のできる努力をたくさんして、多くの人に笑顔を届けられるよう頑張ります。

イベントを終えて

加藤さんの活動は、教育を通じて未来を築く力の大切さを示しており、高校生たちにとっても新しい視点を得る貴重な機会となりました。このイベントを契機に、生徒たちが持続可能な社会や国際協力についてさらに関心を持ち、自らの未来を切り拓くきっかけになることを願っています。

ミライクルラボでは、今後もこのような意義深いイベントを通じて、若者たちに新しい学びと体験の場を提供していきます。

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