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名局とは何か

今日は、昨年のNHK杯 ▲稲葉陽NHK杯 対 △青嶋未来六段戦の棋譜を並べていました。テレビ放送では見られなかったのですが200手を超える熱戦で、話題になっていましたよね。
入玉を視野に入れ始めたときの指し手って独特ですよね。並べながらなんども指し手を間違えました。
棋譜並べにはかなり慣れてきていたつもりですが、今日はひさびさに苦心しました。

これまでずっと、青嶋先生の棋譜の保存と棋譜並べをしながら「いつか自分だけの青嶋未来名局集を作りたいな」とぼんやり思い続けてきました。
そうして今日ふと思いついたのは「先生が30歳になったら、30歳までの名局集を作ってみる」というアイデアです。
まだ少し気が早いですが、準備を始めてもいいのかもしれません。

そこで生じた疑問が、この記事のタイトルである「名局とは何か?」です。

将棋大賞の中には「名局賞」という賞があります。
ざっと過去の受賞局をながめてみたのですが、やはりタイトル戦が多いですね。

おそらく、新手や、みんながびっくりするようないい手が指されたり、新しい戦法が披露されたり、その対局から新たな定跡が生まれたり……
そのような対局が「名局」と呼ばれやすいのかな? と考えています。
私が作りたいのは「自分だけの」名局集なので、名局の定義も、もしかしたら自分で見つけなくてはならないのかもしれません。

あと、先生が30歳になる前にまず自分が40歳になるので、先にそちらをのりこえないといけません。
なんだかものすごく遠くに来たような気持ちです。
棋譜保存も棋譜並べもライフワークになりつつあります。

年齢と関連した話なのですが、実は今年の自分の誕生日に先生の対局があるんです。12月の順位戦です。
自分の誕生日と先生の対局が重なるのは初めてのはずなので、すごくわくわくしています。

こういう、軽めの文章も今後は書いていきたいです。

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