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コーチング事業を運営している秋山が何者なのか?価値観という視点で深ぼってみます。

こんにちは秋山です!

コーチングが身近な存在になるとどうしても自分自身が持っている価値観を紐解いていくことになります。

なぜならこの価値観というコンパスがなければどこか、

・ビジョンを描いても自分らしさというものが失われているようだったり
・日々の生活で何を大切に動いたらいいかわからなかったり
・大切な決断において自分らしい選択が何か判断ができなかったり

こんなようなことが起きるからです。

例に漏れず私も25歳のときに初めてコーチングを受けてから、この数年で自分が日々大切にしていきたい価値観を少しずつ理解していきたのでそんな経験を言葉にしようと思い、今回のnoteを書き始めました。

私の価値観の開示があなたの価値観を見つける呼び水となり、日々自分らしく生きていくための何かのヒントになれば嬉しいなと思っています。

幼少期に植えられた『負け』の記憶


価値観を紐解いていくにあたってこれまでさまざまな記憶を振り返ってきました。

なかでも印象的な出来事だったのが、小学校時代の話し。
「持久走で万年2位だった問題」

子供の頃から体力には自信がありました。
シャトルランを走れば必ず満点。
2年生から初めたバスケットで体力作りも万全。
短距離はあまり速くなかったけど、長距離だけは負けないぞ!

そう何度も何度も自分の築いた自信を打ち砕くのは年上の学年さえ圧倒的な速さで追い抜いていく同級生のMくん。

どの学年でも私はいつも2位でした。

何度努力してもその壁を越えられなかった経験から、
「努力をしても報われない」という衝撃を受けたことを覚えています。

いつの間にか負けるのが嫌で、勝てない相手には挑まないという意識が学年が上がるにつれて芽生え始めていました。

この記憶は根深く、大人になってからは努力が報われない瞬間

本気になってがむしゃらに取り組む前に「ああ、小学生時代からそうだったしな…」『負け』の記憶が何度も顔を出してきました。

しかし、改めてこの記憶を丁寧に振り返ったとき、思い出したのはそれだけではありませんでした。

ほとんど忘れかけていたのですが実は、3年生くらいまでは果敢にその同級生に挑戦し、スリルを楽しんでいた自分がいたのです。

特に蘇ってきたのは、その同級生を目の前に捉え、必死に追いつき追い抜こうとすると、彼も負けまいと必死にスピードを上げ私を突き放そうとしてくるシーンです。

その緊迫した瞬間を小学校時代の自分は妙にワクワクしていたことを覚えています。そしてその瞬間だけは「自分が2位だろうと1位だろうと」そんなことを忘れ、ただただ挑戦心に燃え、勝てない相手に全力でぶつかり合っていく感覚を純粋に楽しんでいました

のちに、勇気を出してその時のことをその同級生に聞いてみたことがあります。

彼は「秋山君だけには負けたくなくてドキドキした記憶がある」と笑って言ってくれました。

競争を楽しんでいたのは私だけではありませんでした。

「挑戦は無駄だ」という小学校時代の記憶は、実は「本気になれない自分」に甘んじるための都合よく持ち出した大人の私の言い訳だったのです。

本来の自分は勝てない相手にも果敢に『挑戦』し、その競争を『楽しむ』人であるということに気付かされました。これは私の価値観のタネとして中核に据えられています。

『いい子』と言われ育った私の環境


私が育った環境も、この価値観に影響を与えました。

家族や教師からは「たけしは良い子だ」「秋山君なら大丈夫」と言われることが多く、真面目で優等生のイメージがついていました。

小学生時代には応援団長を務めたり、新入生代表の挨拶をしたり、中学では学級代表や部活動の主将を任されたりしました。

反抗期も短く、非行に走ったこともない私は、ルールを守り責任を果たすことが評価される「いい子」として育ちました。

それ自体は周囲の環境や関わってくれている人を含めてすごく素敵なことだったと思います。

しかし、心のどこかで「その枠から外れたい」という気持ちも芽生えていました。

実際に小学生の頃にはザリガニを食べて友達に引かれるのがやけに自分の中で嬉しかったり。

中学生ではいわゆるとっぽい女の子に惹かれることも多く、お付き合いをさせてもらったりもしました。(その後すぐに担任の教師や母から反感をくらい別れさせれましたが、、、。)

高校時代はクラスや部活で精一杯ふざけ倒し、体育教師に目をつけられ。

大学では高校時代に誰も選んでいないような観光学部という珍しい学部を選んで広い世界に飛び出したりしました。

社会人になってからも、当時周囲が全く知らない『コーチング』という道に突き進むことを選びました。

「いい子」でというふうに見られることに感謝しながらも、その枠から飛び出して遊ぶことを大切にしてきました。

真面目さと責任感は私の核でありながら、それをフックにして他人が自分の持つイメージからかけ離れるような遊び心を加えることで、人生がもっと楽しくなる感覚を味わい続けているのです。

そして、最終的には「面白いやつだった」と笑われて死にたい。そんな想いが私の価値観を象徴していると思っています。

価値観が満たせない『痛み』

私のライフワークであるコーチングで独立をしたとき、当時の私は自由の素晴らしさに憧れを抱いていました。

人の挑戦や成長を後押しできるコーチングが大好きという想いに加えて「なんか自由そう」という漠然とした魅力が私に独立を決意したのです。

仕事する相手も時間も自由に選べる。
そして自分自身もコーチとしてコーチングを通して挑戦し成長していける。

挑戦と遊び心を価値観に添える私にとってこれ以上に魅力的な働き方はなかったのです。

しかし、いざその自由を手にしてみると、大きな戸惑いに直面しました。

会社の上司から「自由にやっていいよ」と指示されたときに「そもそも何をしたら良いかわからない」と困った経験はもう人は多いのではないでしょうか?

それと同じように、何をしたらいいのか分からなくなったのです。

自由には責任が伴い、計画を立てて行動しなければならないというプレッシャーがありました。

そこで気づいたのは、昔から「枠の中からはみ出して挑戦する」ことを楽しんでいた自分にとって、全く枠がない状態では力が発揮しにくいということでした。

挑戦の面白さは、境界線があるからこそ感じられるスリルにあったのです。

「持久走でどうしても勝てない相手」
「『いい子』というイメージを作り出してくれる環境」
「珍しい学部という学びの枠組み」

そこには一定のルールや理論があり、その境界線を超える遊びをすることでワクワク感が生まれるのだと理解しました。

日常に彩りを加える私の『生き方』


そこで私は、自ら枠を作り出して遊ぶ方法(コーチとして生きる)を見つけるようになりました。

たとえば、ワインが大好きだった私は、コーチングとワインを組み合わせたイベントを企画しました。

参加者がワインを楽しみながら将来について語り合う「未来語りバー」を開いたのです。

自分の好きなものに彩りを加え、挑戦と遊び心を融合させた場を作ることで、自由な環境を楽しめるようになりました。

この経験から、「自由」はただ与えられるものではなく、自分で楽しさを創造することによって初めて意味を持つのだと学びました。

この『規律』が土台となり、私の『挑戦』や『遊び心』の精神が力を発揮し始めるのです。

そのため私は価値観を常に日常生活に取り入れることを意識しています。

そうすることで日々の中で自分らしい選択や判断ができている実感が湧くのです。

それは長期的に自分らしいキャリアを歩む、自分軸に沿ったヴィジョンを実現していくというコーチとしての生き方を実現できるのだと思っています。

例えば「料理」は私にとって、もっとも自由でクリエイティブな日常生活の一つです。ある程度のレシピに則り、そこに自分なりのアレンジを加えて楽しむ。

ラーメン作りなんかは普通はお店で食べるものという概念があるからこそ、作ってみたいという遊び心と挑戦心が燃える最高の経験でした。

ワインやお酒選びも同じです。

スーパーやコンビニのチューハイコーナーで、見たことのないもの飲んだことがないお酒を見つけて試す瞬間はとてもワクワクします。

そして、家族や友人とその喜びを共有するのが大好きです。

特に妻とは、毎月テーマを決めたホームパーティを開いています。「子どもの頃の思い出」や「社会人になってからの苦労」など、テーマに沿って語り合い、お互いの変化や成長を発見するのが最高の時間です。

また、自己開示とコミュニケーションも重視しています。
友人とはこまめに連絡を取り、近況報告をし合うことで、自分の変化や停滞を再確認しています。

ランニングを日課にしている私のSNSの投稿を見て、運動を始めた友人がいるなど、自分の価値観を満たすための行動が他者に良い影響を与える場面も多くありました。

フルマラソンを完走した時

この規定されている枠から程よく外れ、遊び心と挑戦心を満たしていく私の個性を『独創』と名づけています。

これは私の性格、思考、行動、挑戦、コーチング。全てに滲み出ています。

・社会の枠にとらわれず面白いことを追求したい
・ただ挑戦をするのではなくその変化や成長を遊び心を持って楽しみたい
・自分の人生を独創的に生きたい

そんな方はぜひ一緒に人生を楽しみましょう。変化させましょう。遊び尽くしましょう。とにかく笑える人生のパートナーになります。

そして、最終的には「面白いやつだった」と言われて、この人生を締めくくりましょう。

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