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家にいるのがつらい、オンとオフの切り替えができない・・・リモートワークが苦手な人へ贈る、自宅でできる対処法

新型コロナウイルス騒動が起きてから、私たちの日常生活は一変しました。学生達には休校措置が取られ、世の中の会社の多くがリモートワークに移行し、私もフルリモートの生活となっています。

「満員電車に乗らずに済んだ」「自宅で自由に働ける」と最初こそ喜んでいたものの、日を重ねるごとにつらさを感じている人もいませんか?

色々調べたり、tweetなどをみていると、どうやらリモートワークにも、向き・不向きがあるようです。気持ちの落ち込みをそのままにしておくと、リモートうつに陥ってしまいます。

今回はリモートワークで陥りやすい問題点を5つに整理しましたので、それぞれに対してのリフレッシュ方法と共に紹介していきます。

1.オンとオフの切り替えができない

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就業時間とプライベートの時間の境目があいまいな点は、リモートワークの大きなデメリットです。

特に仕事に没頭しやすい人は何時間も集中してしまい、気が付けばいつも以上に働いてしまうことも。次第に深夜や休日に働くのが当たり前になり、常に気を張った状態が続くと疲れてしまいますよね。
(私も起きたらPCに向かってしまっているので、たまにどっと疲れたなと思うときがあります)

また、これとは反対に、家だと気が散って仕事に集中できず、そのことがストレスになってしまう人も少なくありません。子持ちの人はなおさらでしょう。

自宅で働く際には、オンオフの切り替えがとても大切。上手にスイッチするには、普段の出勤時と同じ行動をとるように心がけてください。

通常出社であれば、ほとんどの人が起きたらすぐに仕事用の服に着替え、シャワーを浴びたり顔を洗ったりするはず。女性の場合は、化粧も欠かせませんよね。リモートワーク時でもこれと同じ行動をとることで、スムーズに仕事モードへ入っていけるでしょう。

「誰も見ていないから」と言ってパジャマのまま仕事を始めず、必ず30分から1時間程度の準備時間を確保するようにしてください。
(服装はスーツである必要はありませんが笑)

なかなか仕事に集中できない人や子どもがいる人は、仕事の作業スペースとプライベートスペースを分けると集中しやすくなります。

作業部屋にテレビや趣味のもの、また子どものおもちゃなどが散らばっているとどうしても緊張感が失われるので、こういったものはすべてプライベートスペースへ移動しましょう。間取りに余裕がない場合は、パーティションで仕切るだけでも効果的です。

また、パートナーと一緒に暮らしている人は、仕事をするって決めた時間は、お互いに無闇に話しかけない、業務時間雑談するのはリビングだけ、みたいなルールをつけると切り替えやすいです。

2.生活リズムが崩れる

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リモートワークをしているとどうしても生活リズムが崩れやすくなります。就業時間があいまいになって、つい深夜まで仕事をし、起きるのは昼過ぎ…という流れになりやすいためです。また、そもそも自宅にこもりがちなリモートワーカーは陽の光を浴びる機会が少なくなります。

皆さんご存知かもしれませんが、日光の力は、とても偉大です。
日光がなければ、体調管理に重要なビタミンDが体内で生成されづらくなって、老化が早まります。さらに日光によって分泌されるセロトニンは、幸せホルモンと呼ばれる不眠やストレス解消してくれるもので、足りていなければ気持ちが滅入ってしまうのです。

生活リズムと健康をキープするためには、きちんと朝起きて夜に眠るようにしましょう。起床時にはカーテンや窓をきちんと開けて日光や外気をしっかりと浴びます。

また、食事も生活リズムを整える重要な要素です。運動不足であまりお腹が空かないという人もいるかもしれませんが、きっちり3食を取るようにしてください。

寝つきをよくする手段としては、入浴も有効。できれば浴槽にお湯をはって、ゆっくりとつかりましょう。基礎代謝が改善されますし、お気に入りの入浴剤を入れるとリフレッシュできます。

3.食生活が偏る

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緊急事態宣言が発令されたことによって、休業に踏み切る飲食店が増えました。自粛ムードで外食に行く機会が減ったという人も多いでしょう。

こうなると単身者はどうしてもコンビニ弁当や即席麺で済ませがちです。また、家庭を持つ人も家族全員分の食事作りにストレスを感じて、冷凍食品に頼りがちになります。

時々このような食材に頼るのであれば問題ありませんが、長く続くのであれば少し問題です。簡易食品は食生活が偏りがちになるので、簡単なもので構いませんので自炊の習慣を心がけましょう。料理の意外な楽しさや奥深さに気づけるかもしれません。

料理が苦手な人や、多忙で自炊の時間が取れない人は、コンビニのカット野菜や魚の缶詰でも十分に栄養を補えます。大切なのは栄養バランスを意識すること。「昨日は肉だったから、今日は魚」「洋食が続いているから、今日は和食」といった具合に、偏りのない献立を考えるようにしてください。

また、クラシルなどを使うと作り方も分かりやすいので、とてもおすすめです。
トップ画面に色々料理も載っているので、献立を決める上でとても参考になります。私も結構使ってます。


4.外に出られないため、運動不足になる

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「2m間隔で離れていれば、外で運動しても大丈夫」と考える人もいますが、これだけウイルスが流行していれば外出を避けたくなるのが人の心理ですよね。

マレーシアでは日本よりも厳しい外出禁止令が出ていて、ジョギングをしていた日本人4人が逮捕される事件も起きています(※1)。しかし、家に閉じこもっていると、どうしても運動不足になりがちです。

そんなときこそ室内でできる軽めの運動やストレッチ、筋トレなどを意識的に取り入れてみましょう。

最近は動画サイトでスポーツ選手やスポーツジム、ヨガスタジオなどのインストラクターがレッスン動画をさかんにアップしているので、自分に合うものを探してみるといいでしょう。憧れの選手やスタイルの良い講師の動画は、モチベーションを上げてくれるはずです。

例えば、BeatFitなど音で楽しむフィットネスアプリなども公開されています。
今までジムに行っていたことが家で再現される時代になっています。


また、普段しっかり運動していて、もっと本格的に身体を動かしたい!という人には、この機会にエアロバイクやウォーキングマシンを購入するのもおすすめ。1万円程度で購入できるものもあります。

運動習慣がない人は最初こそハードに感じるかもしれませんが、オンラインで友人と一緒に行ったり、社内で時間を決めて取り組んだりすると、きっと楽しくなるはずです。

5.孤独で寂しい

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リモートうつやコロナうつを生み出す大きな要素となるのが、「孤独」です。社会的動物である人間は人とのつながりがなくなってしまうと、マイナス思考に陥りやすくなります。今抱えている悩みを誰にも吐き出せないのは、つらいことですよね。

特に単身者は、家で話す人もいないので、仕事で疲れても愚痴が話せなくなって結構つらいですよね。

しかし、寂しさを抱えているのは実はみんな一緒です。友人や知人と積極的に電話をして、たくさん話してみましょう。今は無料で連絡を取れるツールもたくさん出ています。

また、仕事仲間とのコミュニケーションも有効。リモートワーク中も普段と同じようにランチタイムや休憩時間をつくって、雑談すると気持ちが晴れやかになります。最近流行のオンライン飲み会もおすすめです。

また、孤独は決して悪いものではありません。一人の時間が増えたことで、これまで見ていなかった映画を見たり、本を読んだりしてみてもいいでしょう。サブスクリプションサービスを利用して、音楽やラジオをランダムにかけてみると、新しい発見があるかもしれません。一人の時間を有意義に過ごすことが、ゆくゆくあなたにとっての大きな財産となるはずです。


コロナうつは深刻化していて、ある精神科医は3月のある日に診察した患者68名のうち58名が「コロナに対して強い不安を覚えていた」と回答しています(※2)。コロナうつは決して、他人事ではありません。リモートワークが合わずに気持ちがふさぎ込んでいる方は、生活の中にリフレッシュ方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

(※1)https://president.jp/articles/-/34210?page=2

(※2)https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200412/ecb2004120900001-n1.htm


この度ハイマネージャーでは、リモートワークにおけるコミュニケーション課題の解決を目指し、10分で消える音声雑談サービス「RemoRoom」
公開いたしました。

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リモートワークでは、どうしても業務に関する話題が多くなってしまいます。また、コミュニケーションの中心は文字となるため、そうしたコミュニケーションは時に寂しく、無機質です。

オフィスで休憩中に交わされる、柔らかく暖かなコミュニケーションをリモートワークでも再現したい。そんな思いから、10分で消える音声雑談サービス「RemoRoom」が生まれました。

「RemoRoom」は、リモートワークにおけるチームのマネジメントをサポートし、社員のエンゲージメントや生産性の担保を目指します。新型コロナウイルスの流行を鑑みまして、「RemoRoom」は5月末まで無償で提供させていただきます。リリースは4月末を予定しており、事前登録の受付を現在開始しております。

RemoRoomの詳細は以下のLPをご覧ください。

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