Zoom、Slackに疲れたあなたへ…非同期メッセージアプリYACが面白かった
ハイマネージャーの五十嵐です。
緊急事態宣言の延長が先日発表されましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
弊社では引き続き、完全リモートワークということに決まりました。
個人的にはリモートワークの良さを身をもって体感してしまったため、もう元には戻れないな、、と思っています。今後も情報発信していきますので、よろしくお願いいたします。
ZoomとSlackがもたらす常時接続の罠
さて、日本においてもリモートワークのための様々なツールが浸透しつつありますが、その代表格として挙げられるのは、やはりZoomとSlackではないでしょうか。
業務のことはSlackのチャットで共有すればいいし、会議はZoomさえあれば画面共有もできてバッチリ。
一見、特に問題はないように思われます。
しかしみなさん、このように感じたことはないでしょうか?
「SlackとZoom、確かに便利だけど常時接続は疲れる。。。」
かくいう僕もその一人です。
確かに聞きたいことや話したいことはすぐに共有できますし、業務上は何の問題もないかもしれません。
しかし、接続のスピードが速すぎるなと感じてもいますし、「いつでも連絡できる」ことが逆にお互いのストレスになってしまっているのかなとも思うのです。
実際、巷でもZoom疲れという言葉が登場し始めました。
Zoomを繋ぎっぱなしにして業務を行う会社もあるようですが、プライベート空間を常時撮影し続けるというのはなかなか精神的に苦痛でもあります。
会社から常に監視されているように感じる方もいるのではないでしょうか。
これでは社員の心理的安全性やエンゲージメントも低下してしまう一方です。
そこで、常時接続から少しでも離脱するための良い方法はないのかな…と色々調べていたところ、YACというアプリを見つけました。
ZoomやSlackの完全な代替になるわけではありませんが、我々に自由な時間を取り戻してくれるアプリかもしれません。
一つの可能性を感じたのでご紹介します。それではどうぞ。
YACとは?
YACは、チームメンバーや知り合いと、ボイスメッセージ・動画メッセージを送り合うことができるアプリです。
サービスページのトップを見てみると、こう書かれています。
「Take your time back from Zoom & Slack(Zoom、Slackからあなたの時間を取り戻そう)」
まさに打倒Zoom、Slackですね。相当意識していることが伺えます。
YACのポイントは、非同期であるということです。
メッセージを送りたいときに送り、開封したいときに開封することができます。
使ってみて最初に思い出したのは、手紙です。
小学生のころとか授業中に手紙を回してたりしましたよね。
手紙には、自分のメッセージを送った後、相手のメッセージが返ってくるまでのドキドキ感、ワクワク感というものがあった気がしますし、それが気楽で楽しかったなと思います。
(もしかしたら小学校時代からLINEだよ!という方もいるかもしれませんね。 時の流れは恐ろしい、、)
YACは、いわば手紙の音声バージョン、動画バージョンです。
LINEのように短いメッセージでコミュニケーションし続けるというよりかは、ある程度まとまったメッセージを伝えたい時に有効だなと感じました。
(ただし、音声・動画共に1回につき15分までという制限があります)
リモートワークになったけど、文章でコミュニケーションするのが苦手…という方もいるでしょう。そのような方に、YACはオススメだなと思います。
想定される主な使い方としては、業務中の息抜きにちょっとした遊びのように使うこともできますし、例えば社内研修用の動画を撮影して送ることもできそうです。
また、文字で説明しづらい長文をYACで送っておくとよいかもしれません。
また、超緊急な内容を送るのは向いてないですが、すぐに相手の返事を求めないものにはちょうど良いかもしれません。
(Slack来るとなんとなくプレッシャーで返信してしまうし、度々Zoomで電話かけるのもプレッシャーになりますよね)
YACはアメリカでも注目されており、ここ最近150万ドル(約1億6500万円)の資金調達に成功しています。今後伸びてくる、注目のサービスといえるのではないでしょうか。無料で使えるので、ぜひ一度試してみてください。
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この度ハイマネージャーでは、リモートワークにおけるコミュニケーション課題の解決を目指し、10分で消える音声雑談サービス「RemoRoom」を
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リモートワークでは、どうしても業務に関する話題が多くなってしまいます。また、コミュニケーションの中心は文字となるため、そうしたコミュニケーションは時に寂しく、無機質です。
オフィスで休憩中に交わされる、柔らかく暖かなコミュニケーションをリモートワークでも再現したい。そんな思いから、10分で消える音声雑談サービス「RemoRoom」が生まれました。
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