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ファーストチェア23考察
ローレルの23産をどうするか考える時期に来ました。
この世代の目玉は間違いなくアビームの23なんですが、躊躇しているうちに満口😇
(コントレイルに欧州血統のノヴェリストは良いと思います)
仕方ないので追加募集含めめぼしいところから考える必要がありそうです。
自分はローレルはこの世代が三世代目にあたりますが、ペルフェツィオーネ、アーデルリーベが既に勝ち上がりと二世代続けて良い感じ。ローレルオーブも初戦こそ振るわなかったものの期待できそうで、かなり上手く行ってるクラブだったりします。(当社比)
なんとかこの世代でも楽しめる子に出資したい…
そこで候補としたいのがこの子。
ファーストチェア23 メス
父サートゥルナーリア 母父ジャングルポケット
美浦 嘉藤厩舎予定
2500万(1/500)
馬体重445キロ 体高153センチ 胸囲180センチ 管囲19.5センチ
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ローレルでサートゥルナーリア産駒というと私が絶大な期待を掛けながら腰フラで無念の募集取り下げとなったウインジュビリー22を思い出します。
ジュビリー22は母父がシンボリクリスエスで擬似的にエピファネイアを再現する配合でした。
母方がNorthern Dancerを持たずバランスの良い配合で、7/8同血の兄コイヌールはキャロットで募集され勝ち上がり済み。配合を凄く評価していた子でした…。
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母ファーストチェアはヒシアマゾンからエフフォーリアまで出した超名門Katies系。
二代母がケイティーズファーストで、サンデーサイレンスにトニービンにNorthen Dancer系と入っていますからエフフォーリアの母ケイティーズハートにかなり近い血統構成と言えます。
名門出の母ですから産駒も粒揃いで、エルムS勝ち馬フルデプスリーダー、エリザベス女王杯にも出走したヴァブラームと二頭のOP馬を輩出。
余談ですが産駒にエピファネイア子がいないのが残念で、エフフォーリアとビザンチンドリームを足して割ったような子を狙えたのになと😂
ファーストチェア23に話を戻すと、父がエピファネイアの半弟サートゥルナーリア。
今年産駒がデビューしており期待値通りの活躍ぶりを見せていますが、母方の血統が割と多彩で色々なパターンで走ってきています。
その中でコートアリシアンが母父ハーツクライ、ミライヘノブーケが母父ダイワメジャーで結果を出しているのは吉兆で、これらは母方がNasrullah+Hyperion、通称ナスペリオンの影響が大きい血。
ファーストチェアの母父ジャングルポケットはナスペリオンの塊のような血統構成で、この血は府中のような大箱で持続力に富んだ競馬をします。
ファーストチェア23はNureyev≒Sadler’s Wellsの3/4同血クロス6•4×4でもあり、ロードカナロア由来の柔らかさを名牝Spesial(ナスペリオン)を含めたニアリークロスでしっかり引き締めています。牝馬であることを加味すれば剛柔のバランスもちょうど良さそう。
適性は当然府中向きで、1800ベストくらいと予想します。
母が高齢(19歳時の産駒)というのが最大の懸念点ではありますが今のところは順調そうで、是非出資を検討したい一頭になります。
生産牧場は最近ではディープボンドやノースブリッジ、ローレル的にはローレルゲレイロを出した村田牧場の生産馬でもありますから、期待したいですね😊