出資馬の二歳戦途中経過

時の流れは早いもので、二歳新馬が始まって早くも3ヶ月が経過。未勝利戦が今週末で終わりますから、二歳馬の勝ち上がりタイムリミットまで残りちょうど一年ということになります。


私はこの世代、中央21頭、地方4頭の勝負をかけた大量出資世代。地方はすこぶる調子が悪いのですが、中央はデビュー頭数こそ多くないもののなかなか頑張っています。

人によってはレースがあるたびに回顧ブログを書いたりしていますし自分もそうしたいところですが…なかなか筆が進まないので時期ごとにまとめて書こうかなと。

我ながらヤンチャしすぎたと思う頭数…

現二歳馬は喉鳴りで手術した馬がいたり(しかも二頭)、夏バテで入厩が遅れた馬、熱発が続いて順調に調整が進まない馬…これだけいるので色々な子はいますが😇

世代に先んじてデビューを果たしたのは京サラのグランカメリア
6/9の函館芝1200でデビュー。調教の動きの良さを買われて2番人気も3着。
その後はソエが出ながらもコンスタントに走り、2着、2着。特に3戦目の札幌1500では、メイケイエールの全弟ソロモンと叩き合いの末ハナ差で破れる惜しい競馬でした。

配合的には8割方ダート馬と思い出資したのですが芝に対応出来るスピードはあるようで、スタートセンスが良く馬格もある優等生です。
そもそも安いですしね(1200万)。
今週末勝ち上がりを目指して再度出走しますが、そろそろ勝てるのでは。期待しています。

満口前にもの凄いセールストークがありましたが
それに偽り無しの走りを見せてくれています。


続いてデビューしたのがローレルのアーデルリーベ。

ローレル募集馬でありながらノーザンF生産の変わり種で、新冠橋本牧場さんが後々の繁殖としてセレクトセールで落札した馬をクラブで募集という形態。最初はヘニーヒューズ産駒(ダート)の牝馬で安くもない(3500万)からと出資を悩んでいたものの、管理調教師が斉藤崇史先生であること、配合自体も良さげなものであることが決め手に。

母の兄弟にブエナビスタ、全兄がアドマイヤオーラ。他の兄弟は基本的にシルクで募集というゴリゴリのノーザン馬。
気性は穏やかでスピードと前進気勢があり、6/29の小倉ダ1000のデビュー戦を2着とした後、8/10の中京ダ1200で待望の初勝利!5馬身差の圧勝で勝ちタイムも優秀でした。次走は2歳交流重賞のエーデルワイス賞を予定。
今後が非常に楽しみな子です。

見た目も可愛く力強いグッドルッキングホース


続いてデビューしたのもローレルのローレルオーブ

ローレルはこの世代は仕上がりがとても早く、既に半数以上がデビュー済。

ローレルオーブはウインブライト産駒でミオスタチン遺伝子はTT型、育成牧場での評価もステイヤーであると。長い距離のレースが2000mまでの現状では不利な印象。

7/7に函館芝1800でデビューするも出遅れ最後方からのドスローという展開もあり7着敗戦。
しかし8/24の2戦目で変わり身を見せ、6番手追走から上がり最速でルメール騎乗のアースグレーザーをハナ差捉え快勝。鞍上ホーの騎乗も光った。
ウインブライトってキレる子出せるんだと出資者ながら驚きました。

連闘での札幌2歳Sも視野にあり、オーブも今後が非常に楽しみな子です。

大人しい子らしいけどコレを見るにステイゴールド特有の
狂気をしっかり持っているのかも…?笑


ワラウカドもこの世代は珍しく仕上がり早で、半数以上が既にデビュー済。

タワーオブロンドン産駒のメイリーは、配合の良さに惹かれて複数口出資しましたが、期待に応えてデビューから3着、3着と頑張ってくれました。

ただ勝ち上がりと上のクラスでの戦いまで考えると少し地力が足りないかなと感じるのも事実てあり、現在外厩で調整しながら成長待ち。
母父が成長力のあるオルフェーヴルで体型もオルフェ産駒っぽいですから、今後に期待しています。

タワーオブロンドン産駒はなかなか仕上がりが早そう


同じくワラウカドのギザキズラヴもデビューを果たしました。
こちらは全兄スパイラルノヴァがオープンクラス馬のキズナ牝馬ですからクラシックまで夢見て出資した子です。

ノヴァが中山1800mベストっぽい馬ですから、ギザキズラヴは急坂のマイル(阪神JFとか桜花賞とかね)から1400あたりがベストになるかなと思っていたところ、小倉1800mでのデビューに。

人気は背負いましたが直線で若干伸びあぐねる結果となり4着。ただ順調であれば勝ち上がりは難しくはないはずで、距離短縮で一変もありそうなので今後が楽しみです。

いかにも走りそうな馬体が好きです。
スウィープフィートのようにどこかで飛躍してくれたら…


デビュー済は出資馬の約1/4にあたる5頭で、掲示板に入れなかったのも一度(次走勝ち上がり)と出来過ぎなくらいにみんな頑張っています。

9月以降は複数口出資のトレサフィール(父サトノダイヤモンド)、1/200口のデュアルロール(父モズアスコット)、東サラで牡馬クラシックを夢見て出資したレッドキリアン(父エピファネイア)など、まだまだ期待している馬が目白押しの状態となっています。

中央がこれだけ希望に満ちている中で地方は酷い有様なのですが😇
ブリスタイムは配合が素晴らしく、門別重賞取れると思って出資したら相当に難しい気性で苦戦中。他もすぐ勝てそうな感じもなく、今後の出資戦略を考え直すほどに厳しい感じですね。
(今後は地方は余程自信のある馬にしか手を出さないつもり)

ということで二歳馬の括りで今回は総括しました。近々三歳馬も書こうと思います。

いいなと思ったら応援しよう!