【速報】社会人のためのキャリア教育アンケート ~前編~
Withコロナ時代、ここから働き方は劇的に変わっていく中で「自分はこのままでいいのだろうか?」とモヤモヤとキャリアに悩んでいる人が本当にたくさんいます。
ミライフでは、転職エージェント事業では解決できない悩みが多いと感じ、3月からミライフキャリアクリニック(MCC)というキャリアの塾を開講。この活動を通じて、覚悟を決め、イキイキしていくメンバーを見て、
『社会人に対するキャリア教育が絶対に必要だ!』
と確信しました。
その上で、これはミライフを越えてやるべきだと思い、共感してもらえる仲間に協力してもらいながら、「プロジェクトとして、何かできないか」と思っています。
その第一弾として、その名もズバリ『社会人のためのキャリア教育アンケート』(そのままやんw)を実施してみました。
アンケート開始1日で目標の200件を突破
思い立ったら吉日、アンケートを作り、facebookやtwitterで告知し、社会人のキャリア教育プロジェクトとして協力してくれる仲間の力も借り、結果として目標サンプル数の200件が1日で達成!!3日で倍の404件が集まり、早々にアンケート募集を締め切らせて頂きました。目標件数の2倍の件数を、想定期間より半分以下の短さで集めることができ、このテーマに対する関心の高さ、課題感の強さを改めて感じました。
↑本当に多くの方がご協力頂きました!ありがとうございます!!!
以下、アンケート結果について、速報として簡単にご報告させて頂きます。単純集計の結果なので、あくまで速報ですが、追い追いちゃんと分析したものもまとめてみたいと思っています。ここからいろいろな取り組みが生まれたら嬉しいです。
社会人になってから、ご自身のキャリアについて、一番『最初に』モヤモヤ悩んでいた時期はいつですか?
これは当たり前と言っては当たり前ですが、キャリアについて『最初に』悩んだ時期は、入社3年目までで70%弱でした。男女の差は思ったよりも無いかなという印象です。
どんなことで悩みましたか?
googleフォームの集計グラフをそのまま持ってきているので、ちょっと美しくはないんだけど、こちらが「どんなことで悩んだか?」のグラフ。
1位:ずっとこの会社にいていいのか?
2位:仕事内容
3位:自分のキャリアビジョン
という結果。
「ずっとこの会社にいていいのか?」は他の回答項目である「仕事内容」「会社の将来性」「ワークライフバランス」「社風・方針合わず」などが合わさってこの気持ちになるので、まぁ高く出るでしょう。とはいえ、「ずっとこの会社にいていいのか?」というのはキーワードで、私が日々、キャリア面談をしていて聞く言葉でもあるので、これをクリアにしてあげる必要がありそうです。
それはどのようなきっかけでモヤモヤがクリアになっていきましたか?
これは結果論としての回答ですが、「転職・転職活動」をしてクリアにしたというケースが48%で一番多く、能動的に自分の居場所を変えていった人が多いですね。きっと、その転職タイミングではいろいろ悩んだんでしょうけど、結果としてそれでモヤモヤがクリアできたのであれば転職も一つの答えという感じでしょうかね。
その次に、「自分で考えた」「仕事の成果が出た・面白くなった」という回答が続きますが、まだ社会人3年目までだと、仕事の実力、経験もないので、うまくいないこと、悩むことが本当に多いと思うのだけど、そこをどうすればいいのか考えたり、行動していって、スモールステップでも、徐々に成果が出てきて、仕事がいつのまにか面白くなってきた!っていうこともありますね。これはいいストーリー。
僕はマネジメントしている時によく「浅瀬で溺れている」と言うのですが、若手は必死で仕事して、うまくいなかくて、悩んで、溺れかけて、死にそうになっているんだけど、「いやいや、そこ浅瀬だから、立てば膝下までしか水無いからw」なんて思うことがあります。
なので、ちゃんと立ち止まって、タスクの洗い出しして優先順位つけてあげたり、一旦悩みを全て聞いてあげることで、また落ち着いて仕事していけます。(私も先輩にそうしてもらって、浅瀬で死なずにすみました)
ぜひ、マネージメントに携わる人には、「お前、そんなこともできないのか?!」ではなくて、若手はみんな入社3年目まで、浅瀬で溺れているだけなので、シンプルに立たせてあげて欲しいなと思います。立たせなくても、うつ伏せを仰向けに変えてあげるだけで、浅瀬で死ななくなります。
『最初に』キャリアに悩んだ時のエピソード(抜粋)
上記、『最初に』キャリアに悩んだ時のエピソードの抜粋を掲載しますね。回答して頂いた年代が幅広かったので、この抜粋は現在、20~34歳の方の回答に絞ってあります。
【仕事内容・会社の状況】
自分の会社のビジネスがイケてない、自信持てない
オペレーションが出来上がっていて、自分の裁量、面白みがない
入社前と仕事内容にギャップ
本当に自分にこの仕事が向いているのか分からなかった。
顧客を大事にしたいが、売上優先/経営難、事業が厳しい
年功序列
社内異動ができない/新しいことにチャレンジできない
営業としてバリバリ働き続けられるのかどうか
決まりきった雑務しかやらせてもらえなかった(雑務が嫌なわけではない)
最初の会社が所謂大企業だったためで自分の考えで動くことを悉く批難された
仕事内容がつまらない。ルーティン、オペレーション
【ハードワーク・ブラック企業・働き方】
意味のない、不誠実な、生産性の悪い仕事/ハードワーク・ブラック企業
社員に対する考え方がひどい(従業員は余計な経費と言われる)
不公平な人事、扱いがひどく左遷された
結婚が決まって、休みが合わない日々が続く事について考えはじめた
苦心して折角自分でとってきた案件をその上司に潰されたり横取りされたりした。
【マネジメントスタイル】
論理的ではなく、感情的、適当な判断
会社のやってること、自分の仕事には価値があるのか
新人に冒険させない+マイクロマネジメント型の上司
【ロールモデル不在】
ロールモデルがいない/役職者になるメリット感じない。大変そう、割に合わない
優秀な先輩から辞めていく職場/マネジメントか、プレイヤーか。
社内にモデルケースとなる女性がいないので不安かつ管理職となると残業しなければ絶対に無理なので時間の制限が厳しいと感じた。
【スキル・成長不安・成果】
スキルが身についていない
同じ仕事で出来るようになって飽きてきた。
頑張っても頑張っても成果がです、上司の期待にも答えられない自分が悔しくて仕方なかった。
私は新規事業や新製品のビジネス開発が仕事ですが、新しい事は終わりが見えづらく、うまくいかない場合も多いので
成果が出ない事や自分の能力の低さに悩みました
一つ一つ解説しようかと思いましたが、これはぜひみなさんに読んで、感じて頂ければと思いました。こういう悩みを抱えている若手が多いというわけなのですが、この時、そこに「誰か」寄り添ってあげる信頼できる人がいたら、ホントその若者の人生変わるんだよなーとか思っています。それが社内の上司でも、同僚でもいいし、社外の人、コミュニティでもいいし。。。
というわけで、長くなってきたので、前半の部はここまでにさせて頂き、次回後半の部『社会人になってから、キャリアについて、一番『深く』悩んだこと』についても書いていきたいと思います。
私自身、ビジネス云々ということではなく、パーソナルミッションとして、「働く、生きるをHAPPYに」って思っているので、コツコツ活動していければと思っています。引き続き、応援宜しくお願いします。
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