おっさんベンチャーだからこそできること ≪誰のために何をするか≫
3月からミライフは5期目がスタートし、「モヤモヤ以上転職未満のキャリアの悩みをクリアにする」ことを目的に、念願だったミライフキャリアクリニックという新しいサービスをスタートすることができた。
そんな中、コロナウィルスは世界的に猛威を振るっていて、中国に限らず、イタリア、スペインを始めとしたヨーロッパ諸国、アメリカでは都市封鎖ともいえる外出禁止が続いている。日本においても、3月からは学校が休校になり、最近では東京でも外出自粛要請が明確に出るなど、戦々恐々とした状況になってきた。
株価もピークから、直滑降するように落ち、その後も大きく上がったり下がったりの不安定な相場が続いている。。。
ミライフは生き残っていけるのか?
一応、僕もミライフという会社の代表であるので、最初に思ったのがこれである。
ミライフは生き残っていけるのか??
リーマンショックや3・11の東日本大震災を経験している身からすると、あの時のように、ここから音を立てて何かが崩れていく気配を感じる。リクルートという大手企業ですら、瀕死の状況までいき、リストラも行ったことを考えると、ミライフなんて息かければ吹っ飛ぶレベルの会社である。。。
というわけで、まずは冷静にシミュレーションを立ててみる。シナリオは
①当初目標シナリオ(売上前期比大幅UP)
②標準シナリオ(売上前期同レベル)
③最悪シナリオ(売上前期比約50%)の3つ。
前提として、前期はほぼ僕一人でビジネスしていたところに、仲間が入ってきてくれてたのだけど、エージェントビジネスは売上、入金まで時間が掛かるビジネスなので前期の売上貢献という意味では僕がメインで、そこにメンバーがプラスαで乗ってきたところ。それに対して、今期は入ったメンバーの仕事が軌道に乗ってきて、フルで通期やっていけることを考えると、普通に考えても、戦力が2倍以上になっているので、①の売上前期比大幅UPシナリオも無謀というより妥当なラインかなと思っていた。
ただ、このコロナショックであるので、先が見えない。なので楽観的に①のシナリオで攻めていくのはちょっと無謀に思えた。結果論、①になったら最高ではあるけれど。。。
②の売上前期同レベルは、売上としては同レベルだけど、戦力が倍以上になっていることを考えると、かなり厳しめに見ているシナリオだと思う。でも、実際はどうなるかわからないところもあるので、③の最悪シナリオも作ってみた。なので、戦略的には②~③の間の売上になったとしても、生き残っていけるコスト戦略を立てていけばよい。
ミライフのような人材ビジネスにおけるコスト構造は「人件費+家賃」がほぼ全てと言ってもいい。他にも細かいコスト項目あるけど、大きいのはここだし、ビズリーチさんのようなDBを活用させてもらっているが、ここは成功報酬で売り上げに対しての変動費なので問題はない。
幸いにも、ミライフは人員も多くないし、いるメンバーも経験豊富過ぎる自律自走メンバーなので、最悪「自分の分は自分で稼ぐ」「エージェント以外の違うビジネスで稼ぐ」ってことが出来るのではないかと思う。また、家賃は調子に乗ってWeWorkに入っているので高いんだけど、これまた1か月前で解約ができるのでピンチになったら、減らすことができる変動費になっている。
で、キャッシュフローも含め、シナリオ検討の結果、僕らはすぐには死なないということが分かった。
では、ミライフは何を目的に仕事をするのか?
とりあえず、すぐには死なないということが分かった。では、打ち手はどうするのか?
当然、セオリーとしては「こんな時でも積極的に採用する成長企業を捕まえて、いい人材をご紹介する」ということになる。そりゃそーだ。
社内でもベテランらしく、経験談を踏まえて、具体的な打ち手の話が飛び交う。とても頼もしい。うん、きっとうちは大丈夫だと思う。
そう思うと、ふと頭によぎったのが「ミライフは何を目的に仕事をするのか?」ということである。このような景況感の中で生き残ることを目標にするのであれば、上記のセオリーに則り、粛々とやるべきことを遂行していけばいいのだけど、本当にこれでいいのだろうか?
コロナウィルス感染拡大という世界で起こっている健康であり、安心安全に対する戦争、そこから派生するコロナショックという経済戦争。これらの戦いの中、きっと多くの方が不安になっている。この不安に対して僕らが出来ることは何なのか?僕らに求められていることは何なのか?
ミライフは今期さりげなく、新しいビジョンに変更している。まだ、会社HPには反映できていないけど。。。
ここを僕らの原点だとするのであれば、最悪シナリオ立てて、すぐには死なないってところが確認できているんだから、まずは大人が、そして自分たちがワクワクする仕事をしたいし、しなくてはいけない。
そんなことを想って、執行役員のまっさんに相談したら、「同じこと考えてましたわ」って言うじゃないですか!僕らはリーマンショックも、3・11も経験して、そしてそれを乗り越えてきている。当時は大きな波に流されながら、必死に耐えていただけだけど、今なら、僕らの経験が、人のために立つかもしれない、いや絶対に貢献できるはず。そんなことを話していたら、自然と僕らのやるべきことが見つかったわけである。
そんな議論をしたのが昨日の3/31。
ミライフキャリアクリニック個別相談科やります
というわけで、背景長くなっちゃったけど、僕らにできることはおっさんならではの経験、知見を総動員した『個別面談』しかない。ここに行きついた。
なので、4月の1カ月間、転職するしないに関わらず、求人紹介もしない、ただただ相手と向き合うオンライン個人面談を時間の限りやります。もちろん、無料で。
【対象者】僕らに相談したいと思ってくれた方なら、どなたでも結構です
【相談内容】
キャリア相談、転職相談がメインだと思いますが、この景況感でのマネジメントや戦略立案の相談、人事の方へのアドバイス、経営者の方へのエグゼクティブコーチングなどなど、僕らができることならなんでもOKです。僕らとお話することで、少しでもモヤモヤや不安がクリアになったら嬉しいです。
【期間】4/1(水)~4/28(火)
【面談方法】オンライン(googleハングアウト/zoom)
【時間】60分
【人数】20名(佐藤ユウスケ枠)+20名(松尾枠)=合計40名
【費用】無料
エントリーは直接僕にメッセージ頂くか、下記bosyuからエントリーしていただければと思います。宜しくお願いします。
ミライフ執行役員の相方まっさんのnoteはこちら
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