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なぜ僕は採算度外視でもキャリアクリニックをやるのか?

ミライフの新規事業として、今期から始めたミライフキャリアクリニック。1期生、2期生と進んできて、今回は3期生の募集が始まったところ。


正直、過剰サービスだと思う

図1

プログラムは3回のリアルセッション(講義・ワークショップ)+5回のオンラインセッション(勉強会・情報交換・交流)+期間内8回以上はチームでのピアメンタリングセッションがある。ざっと40時間を超える。

プログラム設計はキャリアの師匠のリクルートマネジメントソリューションズの古野さんにアドバイス頂き、デザイン思考の師匠の吉成さん(総合商社シリコンバレー駐在・デザイン思考コーチ)と一緒にユーザー起点で作り上げてきた。

各チームについてくれるメンターも毎回、豪華ラインナップ。みなさん、本業で相当忙しいのに、キャリアクリニックの想いに共感して、参画してくれている。正直、やりがい搾取甚だしいと思う。。。(いつか必ず恩返しします!)

そして、我らがミライフの僕も、相方のまっさんも本業としてのエージェント業は日々行いつつ、社内兼業みたいな形でこのプロジェクトを推進している。正直、本業だけやってる方がはるかに生産性高いし、稼げると思う(笑)

うん、見事に過剰サービスだ!



恐らく、普通の人材会社とかで、このキャリアクリニックを事業計画として社内で起案したら、

いいアイデアだね!!

で、利益出るの?何%?
売上○○○○万円までいついくの?
工数どれだけかかるの?・・・

みたいなことを矢継ぎ早に経営陣に言われて、生産性をあげるために型化してライトサービスの方向にいくか、クオリティ落とすか、必要利益を乗せて売値にするので高くするかみたいな対応に迫られるでしょうね。。。そして、最初感じたユーザーペインから遠ざかっていく。。。


利益は後からついてくる。かもしれないし、そうじゃないかもしれない

ミライフという会社の強みは、短期業績を捨てているところだと思う(笑)。経営者として逃げなのかもしれないけど、この会社はビジョン実現であり、理想のエージェントやるために作ったので、短期ではなく、中長期で勝負する。一瞬爆発する会社ではなく、継続して高い価値を発揮し続けることにこだわりたい。そんな職人気質の中小企業である。

また、それをやり切るために一部、政策金融公庫から借り入れはしているけど、それ以外は自己資本である。自分たちが理想を追うためには、この形態がいいと思っている。THEオーナー企業万歳!

ただし、「目の前のお客さんに向き合えば、売上、利益はついてくるはず」みたいな甘いことは思っていない。ついてくるかもしれないけど、そうじゃないかもしれない。そこは現実をちゃんと見る必要がある。利益は出るものではなく、出すものである。


なぜ、採算度外視でもキャリアクリニックをやるのか?

答えはシンプル。


やりたいから!!


アホか!って言われるかもしれないけど、ホントにこれが理由。だって、これやりたいって旗掲げちゃったから。

やっていること自体に価値があるし、これをやること自体が目的なんだよね。

キャリアでモヤモヤしてる人が、プログラムを通じて覚醒して、自分ビジョン掲げていくんだけど、この過程を近くで見てるだけでもホント楽しいし、人の可能性を感じることが出来る。自分がワクワクする。

しかも、めっちゃみんなに喜んでもらえる!こんな素敵な仕事(趣味?)はあまりないのではないかと思う。

なので、短期業績見て、採算合わないからといってブレーキ踏むんじゃなくて、どうせ採算合わないんだから、圧倒的に過剰サービスして、最高のクオリティのもの作って、突き抜けたいと思う。これが僕のやりたいこと。

そして面白いのがこういう発想していると、先輩、後輩、MCCアルムナイなどいろんな方々が、「アホか、お前!」って言って、笑って手伝ってくれるw

ホント、人に恵まれているし、生かしてもらってると思う。感謝!!

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