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【超企画会議レポート】キャリア教育×デザイン思考

Withコロナ時代、ここから働き方は劇的に変わっていく中で「自分はこのままでいいのだろうか?」とモヤモヤとキャリアに悩んでいる人が本当にたくさんいます。

ミライフでは転職エージェント事業では解決できない悩みが多いと感じ、
3月からミライフキャリアクリニック(MCC)というキャリアの塾を開講。
この活動を通じて、覚悟を決め、イキイキしていくメンバーを見て、

『社会人に対するキャリア教育が絶対に必要だ!』

と確信しました。

ただ、うちの会社だけでは微力過ぎるので、会社を越えてやるべきだと思い、共感してもらえる仲間に協力してもらいながら、「プロジェクトとして、何かできないか」と思い、有志のみなさんに集まって頂きました。

キャリア教育×デザイン思考超企画会議

というタイトルのイベントをやることにしたのだけど、企画を考えた7/22時点で、日にち以外やること未定!!タイトルに向かって、人を集め、当日までにワークショップを作りこむという、いつもながらの無茶苦茶なやり方で動き出した。

で、企画会議に協力してくれる人を40人集めることにしたのだけど、あっという間に集まった。

また、8/3に『社会人のためのキャリア教育アンケート』を実施してみたのだけど、こちらも1週間かけて200サンプル回収目標のところ、1日で200件を突破し、3日で404サンプル回収することができた。

多くの人がこのテーマに興味持って頂いていること、多くの人が支えてくれていることが本当に嬉しかった。

当日の流れ

オンラインでこのスケジュールはかなりハード!逆に言うと、オンラインでも、3時間で初めて会った人たちと企画は作れる!

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ファシリテーター

ファシリテーターは早稲田ビジネスクールの同期で、シリコンバレー在住、デザイン思考のコーチの吉成さん。かなり忙しい最中、無理言って、お願いしちゃいました。

ちなみに、いきなりmmhmmでプレゼンぶっこんできた!さすがです。

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デザイン思考のアプローチで一気にプロトタイプ考えてみる!

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肝はユーザーインタビュー!

デザイン思考のアプローチをしていくにあたって、大事なのは常に「ユーザー起点」で考えていくこと。そのために、人間の感情に着目する。

そんなガイダンスがあった後、このワークショップでも、2名のユーザーインタビューをこの場でやってみました。時間が限られている中でも、ユーザーインタビューの時間をしっかり取るあたり、デザイン思考にとって、ユーザー起点が切っても切れないものと感じました。

ちなみにインタビューのポイントは

✓プロとしてのアドバイスは不要。聞き役に徹する
✓ユーザーにキャリアの「体験」を聞く
✓ユーザーの感情の深堀して聞き出す。強い表現があれば逃さず拾う

とのことでした。ふむふむ。

ユーザーインタビューから着目するユーザー体験を選び、一気にアイデア出し!

今回はキャリアの悩みが体験なので、いろいろヒアリングした中から、一つの悩みにフォーカスを決める。

その選んだ体験(悩み、ペイン)に対して、一気にソリューションを出していく。この時に大事なのは、とにかく速く、量を出すこと!

頭で考え過ぎちゃうと「どうせ無理だろうなぁ」とか「こんなアホな案、恥ずかしい」とか思って、止まってしまうけど、とにかく早く、量を出していき、そこから「Yes、and」でノリノリで展開していくと、気づくと面白い案が出てきたりする。

プレゼンは寸劇でよろしく!

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ただでさえ、時間がタイトで超スピードで企画を出し合って、まとめて、かなりバタバタしている中で、ファシリテーターの吉成さんより鬼パス。

『プレゼン時間は3分!発表は「コントや寸劇スタイルで!』とのこと。

いやー、ホントにこんなの出来るのだろうか??(しかもオンラインで!)

で、出来た!

グラレコ

さっきの心配したのがアホらしくなるくらい、各チーム即興で寸劇でのプレゼンをクリアしてくれた。すばらしい!!

【各チームの企画】
Aチーム:匿名大人の文通サービス(リアルな話が聞ける)
Bチーム:DESHIIRI(気に入った人に弟子入りできるサービス)
Cチーム:キャリアクエストⅣ(キャリアを題材にしたRPG)
Dチーム:あつまれキャリア森(アバター育成ゲーム)
Eチーム:モヤモヤOBar(共通の悩みを持つ人とつながれる)
Fチーム:ライハピ(コミュニティでメンターとマッチング)
Uチーム(若手):Kitkake(キッカケ/メンターマッチングアプリ)

ちなみにこのグラレコを参加者の成田さんがサクッと作ってくれた!ホント神すぎる!!

投票!

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最後はみんなで投票。投票は2軸で、

①どのチームがユーザーに共感し、ユーザーストーリーを正しく捉えていたと思いますか?

 ⇒Uチーム(若手):Kitkake(キッカケ/メンターマッチングアプリ)

②どのチームの解決策がよく考えられていたと思いますか?

 ⇒Bチーム:DESHIIRI(気に入った人に弟子入りできるサービス)
  Cチーム:キャリアクエストⅣ(キャリアを題材にしたRPG)

という結果でした。やはりユーザー共感の観点では、若手で構成したUチームが1位。「自分たちのあったらいいな!」をまさに形にした感じでしたね。

解決策(ソリューション)という観点では、キャリアでの「成長」をゲームで体験できるという「Cチーム:キャリアクエストⅣ」と、社外に師匠を見つけるサービスの「Bチーム:DESHIIRI」が評価高かったです。

※プレゼン聞いてない人は、なんのこっちゃだと思いますけど(涙)※

最後に・・・

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吉成さんからの講評(ハイライト)

3時間でアップアップだっと思うけど、このスピード感が凄く大事。完璧を求めることが目的じゃない。アイデアを出すのは数が重要。数を出そうと思うとテンポが大事。いいものは数からしか生まれない。日本企業は一個一個大事に育てるから数が足りない。日本に足りないのは数。このスピード感で世の中が動いているというのを知ってほしい。アイデアを出すというのはこういうことだって知ってほしかったです。

いやー、痺れるメッセージですね。

私自身、悪ノリにも近い行動力で、今回企画してみました。

お盆、日曜日、朝10時スタートにも関わらず、東京、大阪、熱海、ハワイ、シリコンバレーといろんな地域から、40人以上の人が集まって頂き、本当にありがとうございました!感激です!!

今後については、今日、出てきた企画をそのまま実施するというよりは、今回、40人でデザイン思考で考えて、出てきたInsightを紡ぎながら、実際に企画を形にして、プロジェクトチーム作って、実施していきたいと思っています。

私一人では何もできませんので、引き続き、一緒に社会課題と向き合っていけたらと思いますので宜しくお願いします!!

キャリア教育プロジェクト オーナー 佐藤ユウスケ

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