ミライフキャリアクリニック3期生振り返り(やっぱり最高!)
10月から4か月間、魂込めてきたミライフキャリアクリニック(以下、MCC)の3期生ですが、先日、卒業式を迎えました。
今回で3回目の卒業式になるのですが、いつも感動するし、泣きそうになる。っていうか、こっそり泣いた。
振り返りも兼ねて、感想や想いを徒然なるままに書きたいと思います。
最高の自己理解の方法は他者からのフィードバック
MCCのプログラムは「自分を知る」「他者を知る」「旗を立てる」っていう3部構成で進んでいくのですが、最初のステップは自分を知ること。
自分を知ることっていうと、過去の振り返りをしたうえで、自己分析みたいな感じでやることが多いと思うのですが、MCCでは、『最高の自己理解の方法は他者からのフィードバック』って思っていて、その中から自分の『価値観(大事にしたい想い)』を捕まえていきます。
いや~、これが本当にいい機会!
会社の上司、同僚に聞くのもあり、昔からの友人に聞くのもあり、そして親やパートナーなど家族に聞くのもありだし、元カレに聞いたって人もいました(笑)
人から受けるFBは当たり前だけど、人それぞれで、同じような内容もあれば、全く逆のことを言われたりもする。また、温かい言葉も多く、泣きそうになるし、無理に何者かになろうとせず、「自分は自分でいいんだ」って思わせてくれる。そこから、なんとなく「自分」ってものが浮き上がってくる。頭で考えすぎるってことではなく、心で捉える。そんな感じ。
自分が幸せになっていいんだよ
キャリアって言っちゃってるので、「仕事」のことってイメージがあるかもしれないけど、MCCではかなりLIFEに踏み込む。っていうか、元々仕事は人生の一部であって、全てではない(Work in Life)って思っているので、自分が幸せじゃなかったら、仮に仕事で成功しても意味がないって思っています。
僕自身もそうだったけど、20代我武者羅に仕事頑張ってきて、30代突入して、ふと「自分、このままでいいのか?」って思う瞬間があるんだけど、その気持ちは大事にしてほしい。大体、このままじゃダメだから(笑)
僕自身、子供が生まれたタイミングでこの問いにぶち当たり、「人生後悔するとしたら家族のことしかない!」って思って、シフトチェンジできたから、今、HAPPYでいれてると思う。
30代、責任のある仕事を任されてるからこそ、自分がやらなきゃって思うかもしれないけど、僕はやっぱり「自分が幸せになっていいんだよ」って言いたい。MCCに来て、そこに気づいてくれる人が多いのも嬉しい
ロールモデルインタビューは人生の宝物
MCCでは、自分の理想未来(価値観ややりたいこと、ありたい姿など)をイメージして、それに近い人に実際にお話を聞くという、贅沢極まりないコンテンツがあります。毎度、「ロールモデルインタビューだけでも、MCCに参加した元が取れた!」なんて言ってくれるのですが、今回も多くの人生の先輩にご協力頂き、実施しました。
正直、自分が若い時に、こんな機会があったら、人生変わってただろうなって思います。きっと、「なにブツブツ言ってんだ、さっさと起業しろ!」とか言われて、もっと早くリクルートを飛び出したと思うw
ロールモデルインタビューのFBを聞いていて、共有のメッセージがあります。それは、
✓最初からこうなるって思ってたわけじゃないけど、気づいたらこうなってた
✓都度、目の前のことに集中してがんばる、やりきる。すると、次のチャンスがやってくる
✓自分の大事にしたい価値観に従う。そこさえぶれなきゃ、割と楽しいし、幸せ
まさにプランドハップンスタンスを地で行っているような人が多いです。
そんな人生の先輩たちの言葉は、いつも自分の言葉で語っていて、とても迫力がありますし、メッセージから、刺激、気づき、勇気をもらっています。
それでも旗を立てる意味
将来こうなりたいとか思っても人生思った通りいかないし、人生の先輩も「こんな風になると思わなかった」と言っているから、旗を立てる意味なんて無くて、ただ目の前のことをがんばればいいって思う人がいるかもしれない。
でも、僕はそれでも旗を立てる意味があると思っている。
なぜかというと、旗を立てないと「今に意味付けができない(がんばれない)」から。
自動車の運転でも、スノーボードでもそうだけど、目の前のこと、足元だけ見ているととても危ない。
そもそも、前が見えなくて、目の前に濃い霧がかかっている中で、「今を全力で頑張れる」人がいるんだろうか?(っていうか、いたとしたらアブナイ。事故る。。。)
僕は顔を上げて、ちょっと先に旗を立てるからこそ、今に意味付けできて、迷いなく、今を頑張れるって思っている。あそこに行くために、今のチャレンジがあるから。
あと、もう一つ大事なポイントは、旗を立てておかないと、そもそもチャンスに気づけないということ。「チャンスの神様には前髪しかない」なんて言葉もあるけど、チャンスはそのタイミングでつかみ取らなければいけないし、そのためには、ちゃんといつでも動ける準備しておかないと。
ちなみに、MCCでは何度も言うのだけど、旗は何度でも変えていいし、何本あってもいい。大事なのは旗に向かって一歩踏み出すこと。行動すること。進んでいく中で違うと思ったら、また旗を立て直せばいい。それでも、前には進めるからね。
自分の言葉で宣言することの大切さ
MCCの最終日は、「自分ビジョンプレゼン」を行います。自分の理想未来を言語化し、なぜそう思ったかの背景や、そこに向かうためのアクションプランを発表します。
みんな、このプログラムが「辛かった」「逃げたかった」「トラウマ」なんて言ってたりして、なんてひどいプログラムなんだと思う(責任者出てこい!w)
でも、その生みの苦しみを味わったからこその、ストーリーがあって、いつも感動して、ウルウルきてしまう
僕はこの「自分の言葉で宣言すること」って本当に大切だと思っています。ややもすると、「理想未来」「旗」「ビジョン」「やりたいこと」「ありたい姿」みたいなものをみんな探しているし、どこかにあるって思っているかもしれないけど、そんなの無いんだよね。正解があるわけじゃないし。
旗は自分で作るものであり、決めるもの
みんな自分で決めてこなかったから、これを考えるのがつらい。でも僕は、自分が決めるって本当に幸せなことだし、そこが全てのスタートだと思う。誰に何と言われようが、「自分が決めた」のであれば、頑張れるし、後悔しないと思う。
みんなのプレゼンが終わって、最後のコメントで僕がいつも言うのは
MCCは4カ月も掛けて自分の理想未来という旗を掲げるプログラムなんだけど、ここがスタート地点。旗を掲けたら、一歩進めるから。
ちなみに、今回は僕の前に、メンターの皆さんが素敵なコメントをメンバーのみんなに言ってて、僕の言うことなくなっちゃったんだけど(笑)
最後に、、、
改めて、ミライフキャリアクリニック3期生のみんな、卒業おめでとう。ここからがスタート。MCCがみんなの人生にとって、なにかのきっかけになれば本当に嬉しいし、これからもアルムナイとして、みんなとずっと付き合っていければと思っています。
また、ミライフキャリアクリニックは少しお休みします。
この1年、立ち上げから爆速でやってきて、満足度もめっちゃ高い、ある程度完成度高いプログラムになったと思うんだけど、別に儲けるためにやっているわけではなく、ただただ最高のプログラムを作りたいし、最高の仲間がきたいと思う場所にしたいと思うので、もう一回ゼロから作りなおします。
3回やってきて、最初の構想をはるかに超えるサービスに育っていて、もはや「キャリア」の範疇越えてるし、「クリニック」でもないしで、提供価値をさらにブラッシュアップしながらも、その価値をちゃんとみなさんにお届けできるようにしていきたいと思います。
なので、次回は少し時間を空けて、6月くらいに4期生スタートできればと思っています。そこに向けて、今あるプログラムをぶっ壊して、ゼロから作ってみたいと思います。
また、いろんな人にご相談して、巻き込んでいくと思いますが、応援してもらえたら嬉しいです。
僕自身が、理想未来(旗)に向かう
実践者でありたいと思います