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「本との対話」という本の読み方

前回のnoteでは、昨年2019年読んだ本でのMy Best Bookである、「働く」ことについての本当に大切なことについて、金言をまとめてみた。

今回はその続編で、この本に出会い、どうしても著者の古野さんに会ってみたいと思って、会いに行って、遂には一緒にプロジェクトをやってもらうことになった話。

ちなみに古野さんはこんな方

適職診断のR-CAPの開発であったり、GCDF(キャリアカウンセリング協会)を設立したり、リクルート内でも天空の人であるくらい凄い人である古野さん。リクルートマネジメントソリューションズのHPにはこのようなご紹介があります。

経歴
1987年東京大学工学部卒業後、株式会社リクルートに入社
南カリフォルニア大学でMBA取得
キャリア開発に関する事業開発、NPOキャリアカウンセリング協会設立に参画する一方で、ワークス研究所にてリーダーシップ開発、キャリア開発研究に従事
2009年より現職
著書・訳書
■著書
『「働く」ということについての本当に大切なこと』(白桃書房)
『「いい会社」とは何か』(講談社現代新書)
『日本型リーダーの研究』(日経ビジネス人文庫)など
■訳書
『ハイフライヤー―次世代リーダーの育成法』(プレジデント社)など

ちなみに、この訳書にある「ハイフライヤー」はこれまた私の大好きな本の一つで、若い時に何度も読んだし、これをベースに論文を書いたこともある。いわゆる修羅場経験をどう経験するかという本。これもおススメ!

どうしても古野さんに会いたい

同じリクルートではあるものの、お会いしたことが無かったのですが、どうしても会いたい!居ても立っても居られなくなり、古野さんを良く知るリクルート仲間にお願いして、繋いでもらったところ、ご快諾頂き、あっという間に会えることに。こういうのがリクルートのありがたいところ。

古野さんに会うまでに

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古野さんに会えるのであれば、思いっきりこの本の話がしたい。そう思って、この本と対話してみることにした。

①本の中で蛍光ペンを引いたところをとにかくピックアップして書いていく。

②たくさんある中で、さらに刺さったところを黄色で塗る

③そこについて、自分の意見を赤字で入れていく

ひたすらこの繰り返し。ちなみに、結局これくらの量になった。

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それにしてもこんなに1冊を深く読んだことは人生でも初めて。頭おかしい(笑)でも、この本との対話がとても楽しかった。

そして、古野さんと会う

念願叶って、古野さんと会えた。そして、あっという間に1時間半くらいが過ぎた。正直、何を話したか覚えてない(笑)それくらい夢中でいろいろ話したし、当時のうちの会社のコンディションが良くなかったことまで相談乗って、その状況を解説してもらったりもした。ありがたすぎて、やはり神様に見えた。

ミライフキャリアクリニックの話

そこから時が8か月くらい経ち、ミライフキャリアクリニック構想もサービスとしての形(外側/ハード)が決まってきて、いよいよラストスパートに迫ってきた。ただ、まだプログラムの全体や各コンテンツ(内側/ソフト)などが全然煮詰まっておらず、にっちもさっちもいかない状況に、僕自身悶々としていた。

僕自身も人事経験も、人材開発経験もあるので、ある程度のコンテンツは作れるとは思うんだけど、これがベストなのか?、このストーリーで人の意識変容、行動変容はできるのか?、参加者同士が没入するような体験は作れるのか、、、最後の最後どうしても自信が無かった。

その時に、再度読み直したのが、古野さんの本だった。そして、ふと古野さんにまた相談させてほしいとお願いさせて頂いたところ、またもや快諾。

ミライフキャリアクリニックの構想全てを古野さんにお話し、フィードバックを頂き、理論の背景、古野さんの体験談、アセスメント活用などなど、ホント贅沢すぎる時間だった。

そして、古野さんに「これはとても意義のある取り組みです。こういうことをやろうとする意気込みは、称賛に値します」という感動的なメッセージを頂き、ボランティアでミライフキャリアクリニックのプログラムアドバイザー就任&キックオフでも講演いただくことになるというサプライズ!

本当、人に助けてもらってばかりでけど、こうしてミライフキャリアクリニックのコンテンツが一気に固まっていった。

ミライフキャリアクリニック開講の3月まで、まだ時間があるので、最後の最後までプログラム&コンテンツを磨いて、磨いて、最高のものをお出ししたいと思う。

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