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トランプ-イーロン・マスク革命。米国は所得税を廃止できるか、考えてみた。
米国で革命的な改革が行われています。
主役はトランプ大統領とイーロン・マスク。イーロン・マスク率いるDOGE(政府効率化省/Department of Government Efficiency)が驚愕の動きをしています。
トランプ大統領はかねてより、米国において所得税を廃止すると話しています。所得税廃止と聞くと、「何を馬鹿なことを」と思う人が多いのですが、実は米国には1913年まで所得税はありませんでした。
その代わりに関税が税収となっていました。
トランプ政権では、新しく「External Revenue Service」ができます。日本語では「外国歳入庁」と訳されているようです。つまり、外国からの税金を集める機関を新設したのです。
この先に見えてくるのは、個人の所得税の廃止です。就任演説では次のように語っています。
For this purpose, we are establishing the External Revenue Service to collect all tariffs, duties, and revenues. It will be massive amounts of money pouring into our Treasury, coming from foreign sources.
そのためにすべての関税、税金、歳入を徴収する「外国歳入庁(ERS)」を設立する。外国からもたらされる巨額の資金が国庫に入ることになる。
果たして、所得税を廃止するなどということができるのでしょうか。
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