建築を生かした講座や遊びを教育の場に導入しませんか?
【教育機関向け】建築を活かした教育コンテンツの導入支援パッケージ
このパッケージは、ミライクラフトが培ってきたオリジナルコンテンツを基に、教育機関と共に協力して「建築」を通じた学びを提供するための支援プログラムです。基本的にオンラインによる指導を通じて、教育機関に最適なカリキュラムを、一級建築士である私と一緒に作り上げていきます。建築を学ぶことで、子どもたちは創造力、問題解決能力、そして協調性を育みます。
このプログラムは、単に決まったカリキュラムを提供するものではなく、事前に必ずオンラインや対面で教育機関との打ち合わせを行い、その機関に最適なコンテンツを共同で選び、カスタマイズしていきます。教育機関ごとの特性やニーズに合わせたオリジナルなカリキュラムを、一緒に作り上げることが可能です。
新聞紙や段ボール、ストローなどの身近な素材、そしてMIRAICRAFTオリジナルのitaブロックを使い、子どもたちは自らの手で建築物を作り上げます。このプロセスを通じて、単なる形作りにとどまらず、建築物の中での生活を体験し、自分だけの街を創造することで、建築の楽しさと創造性を育みます。
このプログラムは、保護者の満足度向上や教育機関の特色化にも寄与し、未来を担う子どもたちの育成を目的としています。
教育機関での事例
このパッケージの効果は、実際に実施した「虹の部屋プロジェクト」でも立証されています。高松市の教育支援センター「新塩屋町 虹の部屋」では、不登校の児童生徒を対象に、グランピングドームを子どもたち自身の手で設計・建築するワークショップを行いました。このプロジェクトでは、子どもたちの創造力を引き出すために、彼らと対話し、最初にどんな空間が欲しいかを考えてもらうことから始めました。
ある子どもは「一人になれる場所が欲しい」と提案し、別の子どもは「お化け屋敷のような空間がいい」と述べるなど、様々なアイデアが飛び出しました。このプロセスを通じて、子どもたち自身が「自分たちの居場所」を設計し、実際に手を動かして作り上げるという貴重な体験を得ることができました。
また、このプロジェクトでは、数学的な思考を取り入れ、ストローや新聞紙を使って幾何学的な構造を理解しながらドームを組み立てました。単なる作業ではなく、学びを深め、子どもたちが協力し合うことで、最終的には大きな達成感と自己効力感を得ることができました。この事例を基に、教育機関向けにカスタマイズされたプログラムを提供します。
対話する建築エデュケーション
建築は、ただの構造物を作ることではなく、より深い「対話」を通じて生み出されるものです。ミライクラフトでは、子どもたちが様々な「対話」を通じて建築を学び、考え、創造するプロセスを大切にしています。
同様に、その「対話」の重要性を、教育機関との共同作業においても重視しています。教育機関との対話を通じて、互いのニーズや目指すべき方向性を共有し、それを基に最適なプログラムを設計します。
自分と対話すること
自分の考えや感情と向き合い、自分を知ること。それを表現し形にしていきます。他者と対話すること
他者の考えや感情を受け止め、グループでの活動を通じて、協調性やコミュニケーション能力を育みます。土地や環境と対話すること
土地や環境の特性を感じ理解し、建築や自分の考えとして自然との共生を考えます。ものと対話すること
素材に触れ、材料を吟味し大切にしながら、創造力を発揮します。社会と対話すること
自分や建築が社会に与える影響や、社会が求める空間やことについて考えます。
対話が育む時間
対話とは、単なる会話やコミュニケーションだけでは、触れ、視て、聴いて、香り、味わい、感覚として感じること、五感を刺激し、それを自分の表現として形にして創ることです。これは双方向の対話することにあり、これを通じて子どもたちは自分の中にあるアイデアを深め、他者と協力しながら、より豊かな創造力と個性と感性を育みます。
プログラムの進め方
事前打ち合わせ(オンラインまたは対面)
教育機関の担当者と必ず事前に打ち合わせを行い、その施設に最適なコンテンツを一緒にピックアップします。教育機関の特性や目標に合わせたプログラムを、共同でカスタマイズし、設計します。オンライン指導が基本
オンラインでの指導が基本となります。先生方や指導者が現場で対応し、私は必要に応じてサポートを行います。現地指導については、教育機関との相談に応じたオプションとなります。カスタマイズされたコンテンツの提供
打ち合わせで決定したコンテンツを基に、教育機関に最適なプログラムを提供し、実際の活動は先生方が現場で進められるようにサポートします。
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なぜ、このパッケージがおすすめなのか?
建築は、生きる空間を作るということ
建築は、ただ物理的な構造物を作ることではありません。建築を通して、子どもたちは「自分」や「誰か」がより良く暮らすための空間を作ることの喜びを学びます。さらに、このプロセスで重要なのは「対話」。クライアント(教育機関)との対話を重ねて、共に一つの空間を作り上げるように、教育機関と私も対話を通じて最適なコンテンツを創り上げていきます。
多様な学びの融合
建築、アート、数学など、様々な分野の学びが自然と融合。遊びを通して、総合的な力を養います。
創造性と問題解決能力の育成
自分だけのアイデアを形にする中で、創造性や問題解決能力が育まれます。
協調性とコミュニケーション能力の向上
グループでの活動を通じ、協調性やコミュニケーション能力が向上します。
内容(ここから選んでいただきます)
設計
プロセスから図面作成
自分の家、家族の家、友達の家を考え、そのプロセスと図面作成を行います。学校、図書館など、公共施設まで発展させると子どもたちの考え方がぐっと広がります。
建築
新聞紙エアドーム/新聞紙フラードーム/段ボールドーム/ティピーテント
新聞紙や段ボールを使って、子どもが入れるサイズのドームやテントを建築します。その中で寝たり、遊んだり、食事をしたりする「営み」を通して、建築の機能や面白さを体感します。
アート・感性
itaブロックを使った建築 家づくり/でっかいまちづくり
建物やまちづくりを通じて、空間デザインを学びます。itaブロックとは、建物の構造を理解するためのMIRAICRAFTオリジナルの特別なブロックです。まちづくりでは、土地となるフィールドから協力して子どもたちで手作りしていきます。
ロープを使った模型づくり
アースバック方式の作り方から子どもたちの想像力あふれる作品を作っていきます。
数・図形
おうち図鑑…展開図から立体
ストロー幾何学的立体…辺から立体
図形…在来工法、テンセグリティ構造
数学的な思考力を養いながら、建築への理解を深めます。テンセグリティ構造とは、張力と圧縮力を組み合わせた特殊な構造で、安定した建築物を作るための技術です。
パックの特徴
上記コンテンツから教育委機関の皆様と一緒に選択し、先生や指導者ご自身がオンラインで学んでいただき、このコンテンツを教育機関で活用していただくためのパッケージとなります。
配布資料あり
進め方や、子どもたちの学びを深めるための資料をご提供します。オンライン指導
基本的には月1回オンラインでコンテンツの講座を行います。現地指導(オプション)
可能であれば1回~3回の現地指導を実施し、より実践的な指導を行います。(交通費及び現地指導料は別途)フォローあり
ご相談などは、メールやチャットを通じていつでも対応いたします。資材提供あり
必要な資材は、専門的なものについては一部提供または情報提供いたします。
ポイント
教育機関の特色化
他にはないユニークな取り組みを導入することで、教育機関の特色化に繋がります。
費用と期間
費用:要相談(コンテンツの内容にかなり幅があるため)
期間:6ヵ月(基本毎月1回のオンライン指導)
現地指導:交通費と指導料は別途いただきます。
様々な日数や時間、ワークのプログラムに変更可能です。ご予算もぜひご相談ください。
カスタマイズしてワークしますので、必ず事前にお問い合わせ下さい!
オンラインで事前無料相談をしております。
学校側で準備いただくもの:
建築は、未来を創る心の土台
建築は、単なる部屋を並べた建物ではありません。そこでは、人が暮らし、働き、集い、そして生きていく空間です。子どもたちが建築に触れることで、単に建物を建てることを学ぶだけでなく、生活の本質にかかわる重要な学びを得ることができます。
建築には、基本的に誰かのために、みんなのためにという意図があります。その意図を理解しながら、自分のアイデアを空間として形にしていく経験を通して、子どもたちは考え方や感性、個性の表現、アイデアの閃き、コミュニケーション能力を高めていきます。これらは、将来どのような職業に就くにしても必要不可欠な経験と知識となるでしょう。
建築は、子どもたちの無限の可能性を広げる素晴らしいツールです。教育機関の皆さんと共に、これを子どもが小さなころから培い育める環境を作っていきたいと考えています。
先生や指導者が個人的に学ぶカリキュラム
教室に新聞紙でドームを作ろう!
こちらは、教育機関全体で取り組めない場合、お試しで個人的にお伝えするカリキュラムです。
■MIRAICRAFT
生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰
■香川県高松市
■子ども建築士教室
創造あそび・模型コース
■ベネッセみらいキャンパス講師
■ミライクラフト一級建築士事務所