「うれしい。私が地縛霊だったら一瞬で成仏しちゃってたよ。」 もういつものことだけれど彼女の表現は少し独特だと思う。 「なぜ地縛霊…。」 僕は心底わからなそうに彼女に尋ねる。すると彼女は、ふふふ。と笑って 「なんとなくだよ。なんとなく、そう思ったの。」と、答える。 もうこれもいつものことだ。
新卒ブランドなんてド田舎じゃ通用せんし、どこもかしこも求めるのは即戦力と中途採用。私の選んだ業種が行けないのかもしれないけど今更もう一回学校なんて行き直せないし。それに正直心からやりたいことなんて仕事にはないし、やりたいことをするために仕事をしなくちゃいけないって感じだし。とにかく条件以外へのモチベーションがない。お綺麗な志望動機なんてない。あなたじゃいけない理由はない。けどあなたがいいんです。それじゃダメなんですか?利害が合えばそれでいいじゃないですか。 ただの他人なのに心
真っ暗な街は不安になるのに 街が明るいと星が見えないから不満 そんな風な矛盾をたくさん抱えて生きている。 生きていく。 果たしてそれはいけないことだろうか。 実際は誰もが抱えていることで、 そんな矛盾を上手くすり合わせて みんな毎日を過ごしているんじゃないか。と、 たくさんの人間が否定するけど、 正直なんの矛盾もなしに整合された毎日を送っている人なんているんだろうか? そのうちAIだって内に矛盾を抱える日が来る。 だってその矛盾こそが心だと思うから。 AIに心を持た
あたりまえにあなたのそばにいて あたりまえにあなたを見送って あたりまえにあなたの帰りを待つ そんな日々をちょっと夢見てる あたりまえに二人で手を繋ぎ あたりまえに二人で笑い合って あたりまえに二人で出かけよう そんな日々をちょっと夢見てる あたりまえに二人は抱き合って あたりまえに二人は口づけて あたりまえに二人は一緒に眠る そんな日々をちょっと夢見てる 夢見てる…
あー、結局 君は最後まで君だったね あー、せっかく 用意してた愛の言葉たちは 粉々になってアスファルトに落ちた ねえデリカシーって知ってる? 元カノとの話とか聞きたくないし そのうえチュープリなんて見せられて あたしにどうして欲しいのよ? ねえそれにさあっちこっち? 触りたがるしそればっかだし そのたびどれだけ不安で泣きそうか 心までは愛してくれないんですね 割り勘で撮ったプリクラは 駅のゴミ箱に捨てました あー、いっつも あたしは嫌って言えなかったね あー、わかって
「愛されたいのならば、まずは愛しなさい。」 たくさんの誰かが、皆、口を揃えて言っていた。 許すことが愛だと、 受け入れることが愛だと、 待ち続けることが愛だと、 思っていた、思っている。 そんな、 愛されるための我慢を いつか愛せるようになりたい そうすれば、 こんなにも胸が締め付けられることは無いのだ。 あなたは気づかない 気づかれないようにしているから きっと気づかない。 私の中に、 黒く濁りきってドロついた 愛のために殺した愛ゆえの欲が 死にきれずに蠢いては 喉
怒れないな だって君 さほど悪いことしてないもん でも私のこの気持ちはどうしたらいいの 悲しいくるしいイライラハラハラ なんでもないふりするけど 本当は傷ついてること知って欲しいとか 自己中心的かな まさかあれだけ響かなかったJ-POPの歌詞に 共感して泣きそうな日が来るとは思わなかった
好きな服を着て、好きなメイクをして、好きなネイルをして、好きなものを食べて、好きな音楽を聞いて、好きな場所に行って、好きな人と一緒にいる。 そんな生活をしていたい。 だけど、 そう思ったって雰囲気だけのTPOじゃ世の中は許してくれないし、義務と権利は等価交換、またはそれ以上。これは人間社会が成り立って続いていくには仕方の無いこと、仕方の無いこと。わかっているけど全部忘れて思うまま、感じるまま、考えるままに生きてみたい。リスクなんてなしで興味のあることは全部中途半端にでも手を
真昼の空に隠れて降り注ぐ流星のように 私も君に嘘をつき続けている 言ってしまえば楽だけど それ以上に君を失いたくない 君に愛されていることを自覚する度に生まれる宝石たちは その輝きで私に君を思い出させては また胸を苦しくさせるのだ
不安ばかり 君のこと悪く思っちゃうけど 楽しいこと優先 欲にすぐ負ける 私も大概酷い女
ねえ、Darling. Please say ''Need you.'' 毎日が不安なの 傍にいて Who is the girl? 苦しいの Don't leave me alone. どうしてかな 付き合ってんのに片想いみたい 好きって言えない 伝えんのが怖い 会いたいって言いたい 重い女は嫌い? 同じ温度で愛し合ってたい 君の温度が測れない Daylight 繋ぎたい手も スマートフォンとPocket 今日も感じられるのは自分自身の体温 楽しそうに話す君の笑顔が
深夜2時過ぎ 流星群は 切ない儚いすごく綺麗で まるで頬をスっとつたった いつかのあの日の涙のようで 君も見たかな ほらまた落ちたよ キラリ光って夜をつたってく そうだ忘れてた願い事しなきゃ 私の涙にも いつか気づいて
またやっちまった。君の反応的に私は間違えたんだろうなあ。正解が分からない。表情が見えない声が聴こえない。わからない、わからない。会いたい、ただ会いたい。週明けに他の女と会う君はその女とどんな話をするんだろう。きっと私と違って会話も弾むんだろうな。楽しいんだろうな。別にやましい事を疑ってるわけじゃないの。ただの嫉妬。羨ましいだけ。君の彼女は私なのに友達の女の子のほうが君を笑顔にしちゃうから。君が気づいたらどうしよう。他の女なんて沢山いるから私が彼女である必要性とか考えられたらも
誰かの特別になりたいとかそんなことは恋においても生活においても傲慢だと思っているし周りの人間からしてもそれでああだこうだお前はどうだとか迷惑極まりないこともわかっているのだけれど何でかどうして願わずにはいられないのです。 「誰かじゃなくて、私だけを必要として欲しい。」 ああなんと浅はかで傲慢で愚かなことでしょう。人間なんて地球上に存在しない場所があるんですか?ってくらいそこらじゅうに溢れかえっているのに。 同じような大福がたくさんあったらより美味しそうだったり安い方を選ぶよう
目をつぶればそう ファンシーポップなDreamin’ 起こさなくていい 目覚めたくない ここなら王子様だっているの
がんばったって 0に還って 病んで悩んでまた病んで どうすることも出来ないことは ないんだけど 怖くて前に進めない 私を傷つけるあいつもこいつも 全員殺して地獄に堕ちろ 恨んで呪って私もきっとすぐに地獄に堕ちる 優しくしたいの愛していたいの 一方通行 飽きたらポイ捨て 責任とって なんてねわがまま 自己中心的故にひとりぼっち だけど寂しい 本心だもの 必要とされたくて でも強みなんかは無くてね またふて寝 全部無視して 逃げて でもいつか迫られて 責められて どこにも