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真剣に温暖化への適応策を考えよう!

異常な暑さが続いていますが、お元気ですか? 

日本の数カ所で40℃を超えたり、猛暑日連続日数の記録を更新したり、、、「温暖化はいつかは起こるから、今のうちから対策を」と言っていたのが、「温暖化はもう起こっているから、まだしていないのなら、今すぐに対策を!」ですね。

ということで、8月22日に開催する今月の読書会では、「『アダプテーション 適応 気候危機をサバイバルするための100の戦略』を取り上げます。
https://www.ishes.org/news/2024/inws_id003553.html

農業、林業、水産業、水環境・水資源、自然生態系、自然災害、健康、産業・経済活動、国民生活・都市生活の7つの分野について、100項目の適応策を知ることができます。気候変動による影響から適応の概要を説明し、先進的な国内外の適応事例について幅広く紹介している本です。

世界経済フォーラムが出した「グローバルリスク報告書2022年版」で、「今後10年間で最も深刻な世界規模のリスク」の第1位は何かご存じですか?

「気候変動への適応(あるいは対応)の失敗」なのです。

台風の激甚化やゲリラ豪雨、酷暑など、気候変動の影響はすでに私たちの暮らしや経済活動にも影響を与えつつあります。「気候変動への適応」に失敗しないように、まずは学びましょう、知りましょう。そして、自分たちの暮らしや活動に引きつけて考えてみましょう。それが自分や大切な人のいのちや大事な資産を守ることにつながるわけですから、少しだけでも時間を割いてくださいね。

この本には100のテーマ・領域に対する具体的な適応策が載っています。「へぇ~、知らなかった!」「知ることができて良かった!」というものがいくつも見つかることと思います。

今回の読書会は、書籍を読むだけではなく、「自分たちの適応策を考える」ワークショップを取り入れて行おうと思っています。「読んだだけ」「知っただけ」では身も仕事も守れないからです。

「適応策は大事だと思うけど、どうやって、どこから考えたらよいのだろう?」と思っていらっしゃる中小企業や個人の方など、ぜひご参加下さい。これからの時代を生き抜くための適応力を身につける!大事なきっかけになると思います。

みなさんのご参加をお待ちしております。
https://www.ishes.org/news/2024/inws_id003553.html

あわせて、先月開催した「農業が温暖化を解決する!」セミナーの事後配信が始まりましたので、ご案内です。

【オンデマンド配信】≪60分間オンラインセミナ-≫
「農業が温暖化を解決するとは? リジェネラティブな農業とは?」
https://www.es-inc.jp/seminar/2024/smn_id013130.html

当日の参加者のアンケートから一部をご紹介します。

~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~

<参加して、よかった点、学んだ点など、ご自由にコメントください>

・リジェネラティブ農業の概要がわかったことや、バイオ炭の有用性を理解することができた点

・書籍も購入しましたが、ポイントを教えていただけて良かったです。

・バイオ炭の可能性について学べたこと

・NDCsという(国が決定する貢献)ことばを初めて知りました。今後の流れとして、日本でも、バイオ炭をコンクリートに埋め込むことが普及していくといいなと思います。

・農業の温暖化に対する3つの顔を知ることができました。農業は異業種となりますが、温暖化への解決策ともなり、かつ地域経済へも良い影響を与えることができる産業だと思いますので、リジェネラティブ農業が少しでも普及するように何かしらの形で農業に関わっていきたいです。

・植物は二酸化炭素を固定するので、農業は重要というのは非常によくわかります。また、バイオ炭という具体的例があってよかった。

・地球温暖化に対して、農業しかできないことがある、ということを中心にリジェネラティブ農業について本に書かれていること中心に、丁寧に解説してくださって有り難かったです。さらに理解を深めるためにも、先生の『農業が温暖化を解決する』や、「リジェネレーション 気候危機を今の世代で終わらせる』などをしっかり読もうと思っています。

・リジェネラティブ農業に期待が寄せられるようになってきた背景から概要、事例に至るまで、入門編として短時間で広く学ぶことができました。リジェネラティブ農業に興味のある学生の活動をサポートする際の参考になりそうです。また、バイオ炭を施用する意義の大きさを伝える流れとしてもなるほどと思いました。

・岩波ブックレットを購入し、事前に拝読しておりましたが、分野外の専門用語などは中々呑み込めず、セミナーを通して定義等理解できました。また枝廣さんのお考えをご本人からお聞きすることが一番の魅力です。環境省のデータも大変参考になりました。

~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~

【オンデマンド配信】≪60分間オンラインセミナ-≫
「農業が温暖化を解決するとは? リジェネラティブな農業とは?」
https://www.es-inc.jp/seminar/2024/smn_id013130.html

最後に、通常の読書会と並行して2月~7月まで行っていた特別読書会のレクチャー部分の音声の配信も始まりました。「死」について考えるのはコワイ・・・でも考える必要があるんじゃないか・・・と、毎月1~3冊の本を読みながら、ゆっくりじっくりと考えてきました。自分なりの死生観が少しずつ形になってきた気がします。よろしければ、この大事なテーマについて考えはじめるきっかけづくりにご活用いただけたらと思います。

【事後音声配信受付中】
「ゆっくり・じっくりと読み、考え、対話しながら、自分なりの死生観を形成する」ための連続勉強会
https://www.ishes.org/news/2024/inws_id003561.html

全6回まとめてでも、ご興味のある回だけでも、ぜひどうぞ。

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