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何回見ても泣くドラマ

仕事で病みまくってた時期に見ました。
社会って理不尽だよなあ、でもそこでもがく自分を見てくれている人がいるんだなあって思いながら。
号泣しながら見ました。

そんなドラマをつまみ食いみたいな感じでまた見たのですが、何回見ても同じところで泣きます。
どんなストーリーか分かっているのに泣きます。

登場するのは建設会社で働く真面目な男性ドンフン(イ・ソンギュン)と同じ会社の契約社員で21歳のジアン(IU)。それから、ドンフンの家族や会社の社員達。
無愛想なジアンに関わっていくうちに、ジアンの暗い過去や孤独を知るドンフン。
何度もドンフンに助けられ、優しさに触れるうちにジアンは少しずつ変わっていきます。

(✳︎ネタバレ含みます)

私がいつも泣くシーンがいくつかあって。
まずは、ドンフンが高利貸しのグァンイルのところに殴り込みに行くシーン。
その様子を盗聴しているジアン。
「なんでジアンを苦しめるんだ」って詰め寄るドンフンに対して、グァンイルは「俺の親父を殺したから」と答えます。
一瞬驚くドンフンですが、「俺だって自分の家族を殴るやつはみんな殺してやる」とグァンイルに殴りかかります。
それを聞いたジアンは泣き崩れます。
初めて、子どものように泣きじゃくるジアン。

ここのシーンはいつ見ても泣きます。
もちろん殺人は犯罪なんだけど、ジアンの行動は正当防衛に近いものだったんだとジアン自身が思えるようになったんじゃないかと思います。

それから、不倫したユニ(ドンフンの妻)にドンフンの兄が電話をかけるシーン。
失踪したジアンの居場所がわかり駆けつけたドンフンに対してジアンが言う言葉。「おじさんが本当に幸せになって欲しかった」。
唯一ジアンを愛してくれた家族であった祖母が亡くなり、ジアンが「私のおばあちゃんになってくれてありがとう」と泣きながら手話で語りかけるシーン。
祖母の葬儀に来た唯一の友人とジアンの会話。本当にあの子はなんだかんだ言いながらジアンのそばにいつもいたし、いつも助けてあげてたよなぁ。

たぶんまだまだ泣いたシーンあると思います。
すごく重い話なんだけど、温かくて。
OSTもいいし、IUの演技力にも惹きつけられるし。
好き嫌い分かれる作品かもしれませんが、かなり周りの人にもおすすめしたいドラマです。

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