チャンスが平等に掴める社会を目指して。
昔、自分たちが欲しかったものをカタチに。
私は、この夢を還るキャンパスというマイプロジェクト でずっと大切にしていることがあります。
"昔、自分たちが欲しかったものをカタチに。"
他のプロジェクトや団体と違うところは、このプロジェクトは”支援団体”ではないということです。このプロジェクトを通じてやっている自分たちが成長すること、やってみたいことをやってみる、探究したいことを探究する、欲しかったものを作ってみる...。そんなプロジェクトであり続けたいと思っています。
私自身、”支援”という言葉があまり好きではなく支援対象として私をみる大人を本気で避けてきました。信頼したこともありません。それでは本末転倒になってしまう。もちろん支援してくれるというのは心の底から嬉しかったわけですが、支援して”あげている”という態度やなんとなく感じる支援者側が偉いという雰囲気がとてつもなく苦手でした。
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そんな夢を還るキャンパス、通称:夢キャンで新しいことをしようと考えたときに思いついたのがこの奨学金一覧とロールモデル図鑑でした。
奨学金一覧とロールモデル図鑑のサイトを作った理由
なぜ、これを作ったか。それは上でも説明した通り、”私が欲しかったから” です。2017年の夏、高校3年生。1人で生きていく上で<就職>か<進学>かを迫られていました。
当時(今もだけど)大人になりたくなかった私は<就職>なんて無理、だけど大学生としてどうやって生きていけばいいか分からないと高校の保健室の先生と毎日毎日何時間も話していました。いろいろな観点から大学進学を決意したはいいものの、お家探しや資金源の確保をしなければいけないと焦った私は6-7月くらいから準日を始めさくっと大学を決めAOで9月には進路決定していました。
その後、高3になった時からずっとそばにいてくれた人から奨学金の話を聞き奨学金探しを始めました。そこで初めて”奨学金”という言葉を知った私は必死で調べましたが時すでに遅し。6-7割の奨学金は募集を締め切っていました。加えて児童養護施設の出身でなかった私は全ての奨学金が対照になるわけではなく調べるのに苦労しているうちにも何個かの奨学金が募集を締め切っていました。
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だから、私は”調べる”時間を短縮できるように奨学金一覧を制作しました。世の中不公平なことばかりだけど、”チャンスだけは平等にあってもいい” 私はそう思います。
加えて私は手を引っ張ってくれる素敵な大人たちに囲まれていたので困らなかったけれどそんな大人が周りにいない子たちが奨学金申請やその先で困らないようなサービスを開発していけたらいいなと思います。
ロールモデル図鑑を作ろうと思ったのは、ロールモデルがいることで人生のモチベーションが上がったり選択肢が広がったりすると思うからです。私の周りの素敵な大人たちをみていてもっと早くに出会えていればもっと幅広く色とりどりの選択をできていたかもしれない、と思ったからです。
注意してほしいこと&お願いごと
<注意してほしいこと>
❶情報は個人調べ(一部連絡をして確認を取っていますが)なので必ず公式ページをチェックしてください
❷記載されていても、今年度開催されないものもあります。
❸全員応募可能と記載しているものに関しては、応募できるのは経済的に援助が必要な家庭(住民税非課税/低所得家庭など)と社会的養護前半の高校生を指します。
<最後に!>
★これから奨学金の詳細ページや主催団体へのインタビューなども公開していくので楽しみにしていただけたら嬉しいです!
★独学約2ヶ月間くらいで作ったサイトです。まだまだボロボロなのでぜひフィードバックなどをいただけたら嬉しいです。
★こんな奨学金知ってるよ!こんな制度があるよ!こんな面白い人がいるよ!などいろんな情報があれば下記フォームまでいただけたら嬉しいです!
夢を還るキャンパス ゆきの
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