朝起きて、支度をして、待ち合わせ場所へ。
その途中でも、いろいろなものがあるのでカメラは出しっぱなしがいいですね。
秋ですが、朝顔に朝日が透けて綺麗だったり。鞄に仕舞ったままのカメラでは、こういった場面はあきらめてしまいがちです。
今回もおたがい遅刻なく合流。すこし遠めの予定なので、渋滞する前に市街地は抜けてしまいたいところ。
街を抜け、峠を抜け、目に入ったのは刈りたての田んぼ。朝日の強い光で際立ち美しいです。ライダーが先客として居ましたが、似たようなことを思ったのでしょうか。
田んぼ、トラック、空、山。
場所がうろ覚えだった彼岸花の群生地。見つけたら行こうと話していましたが、バッチリ幟が立っていたので見逃すことはありませんでした。とてもたくさんの彼岸花。
秋といえば蜻蛉。自分はほとんど虫は無視していましたが、いつも隣で虫を追う様を見ているとつい影響されてしまいます。
赤、緑、赤。よい彩りです。
「あっ!」。一体どこだったか覚えていなかった強烈な表示は、津和野街道にあったようです。ようやく写真におさめることができました。
自分だけでは行かない場所上位、牧場(正確には農場)。ひろびろとした場所で、若干涼しくなった気温もあってほのぼの。
ごはん持ってるんでしょ!寄越せ!と言わんばかりにグイグイ来るひとたち。ごめん持ってない。
人はなにかを見つけると、つい向かってしまうのでしょうか。正のモノ走性。
ひろい場所です。いろんなものが点在しているので、それなりに歩きます。
うしさん。近づけないじゃん!とあきらめ車に戻っていたら、ファンサが始まっていました…一期一会ってやつですね。
既に昼近くでしたが、いちばんの目的地に届いてすらいなかったので次へ。
萩です。実はふたり共萩に特に良い印象がなかったのですが、城付近ではなく市街地のほうにこういった町並みがあったのですね。これは知らなくて損してたようです。観光地と小学生、ミスマッチで非常によろしいですね。
そして適当に立ち寄ったのは、有名な橋梁。汽車の時間までは2時間ちかくあるようなので今回はあきらめ、橋梁のみで画面をつくります。午後の逆光、いつもは帰りの時間を気にして帰っている時間なので影の使い方がかわって面白い。
橋梁が有名ですが、橋梁以外にも被写体はたくさん。
なんだか夕方の光になってきました。撮影には最適、でも帰りの時間も気にしないと。クレープみたいな地層ですね。
光が強いので、順光、逆光いずれも写真が捗ります。これはもう少し露出を上げて、ハイライト側を飛ばしてもよかったかな。白黒のような色情報の少なさです。
こちらは白黒。吹き上がる波の飛沫は、撮りたくなっちゃいますよね。
と言いつつ自分も。本当は伏せてローアングルから狙いたかったのですが、強い波が来た時に直接被弾は避けねばなりませんので腰だめで。よくわからないアングルになってしまいました。
瀬戸内の民には、日本海の荒波はとてもよい刺激になります。住んでたら何もかも錆びついてしまうので、勘弁してくれとなりそうです。
満足できたのでひたすら帰り、帰り。夜の山道は神経を使いますね。
わざわざ撮らなくてもいいけど、カメラを出しているとついついいろんな被写体をみつけてしまいます。