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懐にファインダーを
ふだん歩いていても、電車に乗っていても、絵になりそうなものをつい探してしまいがち。どんな時でも懐にはカメラを忍ばせて、はっとした光景を憶えていられるようにしています。
ここは2024年の記憶。
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就職直後、6月。なんでもない、見慣れた風景も再発見したり。
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こんなに猫がいる地域だったのか、と。初給料の前からワクワクでDfを買ってみるなどしていました。割とすぐ壊れたけど。
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暑くなってくる時期、fp導入のきっかけになってしまうカラスコとの出会い。ドぎつい色、コントラスト、線、そして画角。レンズタイプごとの描写特性に注目しはじめたのはこのあたりかも?
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ゾナータイプに目覚める。やさしい描写、銀色の鏡胴。事務室のエアコンが壊れ、ふた月ほど苦しんだ時期でもあります。毎日のように熱中症になり、撮影する体力がぐんと落ちた。
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さらにゾナータイプ。やや広く、さらにやさしく。いろいろなことを思って両方手放してしまいましたが、双方いいレンズです。
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見た目とトプコンブランドに惹かれて、トプコールの5cmと9cmを導入。特に9cmの小ささと軽さ、鏡胴の意匠に惚れ込みました。
5cmは前ボケが綺麗なダブルガウスタイプのレンズで、絞りリングのはっきりとしたクリック感と、アルミ鏡胴による軽量さがウリです。
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年末には何故かX-Pro2を買っていたり。以前持っていたPro3のことが忘れられませんでした。
Pro3は有機ELかつVoigtlanderのXマウントレンズに対応したファインダー、クラシックネガ、Hidden LCDがウリ。対するPro2のウリは、EVFが目立たず、かつ可変倍率のファインダー、アイピースまわりの意匠、固定式で耐久性のある液晶画面。自分はどうせEVFはナチュラル表示で、再現性も求めていないのでPro2にしてみました。いまのところ、こっちで良かったと感じています。
今年はどうなるかな。早速2本のレンズを確保してしまいましたが。