もえる山。
県下の紅葉はもう少し先…と思っていましたが、どうも情報を読み違えていたようで三段峡などは見頃のようです。
紅葉狩りへ。
途中、有名な大銀杏は人だかりはできていましたがもう少し先のよう。浅い緑から黄色のグラデーションがきれいでした。
TTArtisanのAFパンケーキレンズを借りてみましたが、かなり良いですね。画角、画質、ともに良好です。完璧に写したいひとはXF33/1.4とかにしましょう。
フォーカスの駆動は静かで速めですし、MFの感触も純正初期レンズ群よりもかなり良いです。全群繰り出し式ですがフィルター枠内で挙動が完結するので、全長が変わりませんしフィルター装着である程度の耐候性がありそうです。描写も素直で好みです。これが2万円くらいで買えるなら、フジ入門の人に勧めるレンズはまずコレになりますね。
寄り道で楽しんで、道を勘違いしながら到着。徒歩で往復6kmほどのようです。前日もそれなりに歩いているんですが…行かない選択肢はありませんね。
遊歩道は狭めで、起伏や周辺のいろいろを眺めるのが楽しくなかなか進めません。
序盤は紅葉…?といった雰囲気でしたが、徐々に植生が針葉樹から広葉樹に入れ替わっていきます。これぞ紅葉。
とりあえず、歩くのは黒淵まで。時計を見ると正午を過ぎていて、耐えきれずお昼に。周りには何もありませんから、ほかには熊を呼んで闘うくらいでしか食料の確保はできなさそうです。
しばらく待ちましたが、うどんが染みる。肌寒い気温なので尚更です。
黒淵をまわる遊歩道は高低差がすごいので、渡船ですこし横着することにします。ちょうど陽の光が差し込んでいい具合。
三段峡最大の淵というだけあって、深く澄んだ黒でした。落ちたら寒くて泳げそうにありません。
色が深い。撮り甲斐があるというものです。
遊歩道を抜けて、車に戻るころにはすでに陽は谷に差し込まなくなりつつありました。深い谷だと、美味しい時間は短いようです。
ちょっと寄り道。毎回寄っちゃう。
このままどこかに寄り道して帰る予定でしたが、憧憬の路に行ったことがない、せっかくだし行くかという話になったので2日目にも参戦することになりました。ちょっと続きます。