フイルム写真。
いけませんね、この趣味は。デジカメも沼は深い()ですが、その場で全くわからないなんて、写真というものは自然と自分の協力で産まれる芸術かもしれません。決まった枚数しか撮れないこともあり、撮った写真一枚〃を見返して記憶に焼き付けていきます。
今回のカメラはフジカST605です。ジャンク、ワンコインで迎えて光学クリーニングしました。絞り込み測光なので手間がかかりますが、露出計は正確でファインダーもキレよく見易く良いカメラと感じます。なによりコンパクトなのが最高。
岩国港みなと花火大会。強烈な夕立が予想通り降り、眼下の会場では蜘蛛の子を散らすように雨から逃げ惑う人混みの動きが面白かったです。こちらも大雨から機材を守るのに折り畳み傘だけで大変でしたが…
広角縦構図なのに、見切れるほどの二尺玉。風で揺らいだのが惜しいです。
晴れた日の島。忠実系ですが、フジカラーっぽい発色な気がします。
シャッターの制御もある程度正確なようです。
レンズがタムロンの少し明るいものになっていますが、ただでさえ暗いファインダーに開放3.5のレンズは暗すぎまして…薄暮時には何も見えんのです。
呉の花火大会ですね。対岸の真正面から、望遠ズームで。暗いのでレンズの性能はよくわかりませんが、強いフレア等は出てないので問題ないでしょう。なによりコンパクトなので助かります。
街だったり。フイルム写真らしい写りで安心します。パキっと、やわらかく。
PRO400って、フイルムシミュレーションの方のプロネガからの連想で色薄目なイメージだったんですが濃いめですね。スペリアのような独特な発色がなく、自然な写りということなんですね。これはいいかもしれない。
生産終了してなければ。
おや…?
見つけてしまいました。Lubitel 166+です。
ジャンクながらも説明書付き、光学良好だったので飛びつきましたが、そのままだと135フィルムは使えない模様です。パトローネのほうはアダプターを作って巻き戻しもできるようになりましたが、フィルムカウンター用の圧板がなく勘巻きになってしまうようです。こわすぎ。
おや。PRO400H はブローニーならまだあるとな?しかも鈴木商会さんはブローニーでもネガなら料金変わらずとな?
ブローニーはヤバいですね。